今年からヤマハとクラブ契約を交わし、今週のヤマハレディースオープン葛城に初めてホステスプロとして参戦している永井花奈。飛距離ではなく方向性で戦う彼女が選んだ、14本の新たな相棒を紹介!

永井のバッグを覗いてまず目につくのがヤマハのプロトタイプ。現行モデルであるRMX118、218はその名のとおり2018年モデルであることを考えると、おそらくは「RMX220(仮)」のプロトタイプだろうと予想される。

画像: 有村智恵も使うヤマハのプロトタイプを永井も使用

有村智恵も使うヤマハのプロトタイプを永井も使用

「新しいクラブですが、私に合うように作っていただいているので心配はしていないです」とは本人の弁。有村智恵もバッグに入れ「本当に曲がらない」と気に入っていたこのドライバー、プロの試合で使用が開始されたということはシーズン内に発表があるはずで、今後注目が集まりそうだ。

永井はアイアンもプロトタイプ。「RMX020」と刻印がされているが、あくまでプロトだというこのアイアン。開幕ではもう少しやさしく球が上がりやすいモデルを使用していたが、コンパクトなキャビティモデルをヤマハレディースから投入。

永井は「やさしくて高さも出せるのにおさえて打つショットでも思い通りに打てるのでいいなと思います」と気に入っている。そして、もう一つ開幕から変わったのがユーティリティだ。

画像: ヤマハRMXのプロトタイプ020は球が上がりやすいのにおさえても打てる操作性重視のモデル

ヤマハRMXのプロトタイプ020は球が上がりやすいのにおさえても打てる操作性重視のモデル

「飛ぶほうではないので、ユーティリティ(UT)でもピンを狙えるように、UTにもこだわってます。やっぱり高さと思った方向性に出るのを重要視しています」(永井)

画像: 3本同銘柄で揃えたユーティリティはローグスターを使用

3本同銘柄で揃えたユーティリティはローグスターを使用

開幕から4試合すべてで予選を通過する順調な滑り出しを見せている永井。長いシーズン、新たなクラブが手に馴染むほどにさらに調子も上がってくるはず。まずは今週、ホステスプロでの活躍を期待したい。

画像: 「アイアンが操作性抜群なんです」ヤマハのクラブでヤマハの試合を戦う永井花奈の14本

【永井花奈の14本】
1W:ヤマハ RMXプロトタイプ01(9.5度、アッタスクール4、硬さ:S)
3W:キャロウェイ ローグスター(15度、スピーダー569エボリューションⅣ、硬さ:SR)
5W:ヤマハ RMX FOCUS(18度、スピーダー569エボリューションⅤ、硬さ:R)
4UT:キャロウェイ ローグスター(20度、ダイヤモンドスピーダーHB6、硬さ:R)
5UT:キャロウェイ ローグスター(23度、ダイヤモンドスピーダーHB6、硬さ:R)
6UT:キャロウェイ ローグスター(26度、ダイヤモンドスピーダーHB6、硬さ:R)
7I〜PW:ヤマハ RMX020プロトタイプ(MCI80、硬さ:R)
WEDGE:タイトリスト ボーケイSM7(48、50、58度、NSプロ850GH、硬さ:R)
PUTTER:ピン スコッツデールTR Shea H

(内容を一部修正しました 2019年4月5日 13:00)

画像: 飛ばしの練習法「スプリットハンドドリル」ってなに?~小澤美奈瀬の飛距離アップレッスン~ youtu.be

飛ばしの練習法「スプリットハンドドリル」ってなに?~小澤美奈瀬の飛距離アップレッスン~

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