「アクサレディス」の最終日を66で回り2位でフィニッシュした韓国出身のユン・チェヨン。今週の「ヤマハレディースオープン葛城」ではホステスプロとしてツアー初優勝を目指す美人プロ、ユン・チェヨンのスウィングを、プロゴルファー・中村修が解説。

ユン・チェヨンは2016年のQTを5位でクリアし2017年より本格参戦。17年は賞金ランク35位、18年は17位と着実にランクアップしてきており初優勝も近いと思います。172センチと長身ではありますが飛距離が自慢というわけでありません。

本人に聞くと「ユーティリティとPWが得意」ということから、長いクラブも短いクラブも得意なオールラウンドプレーヤーと言えます。そのスウィングを見てみましょう。

画像: アクサレディスで2位タイの成績を残したユン・チェヨン

アクサレディスで2位タイの成績を残したユン・チェヨン

まずは写真1から見てみましょう。グリップは左手のナックルが2つ見えるスクェアグリップ、正面から見たときに頭の位置が左足かかと線上にセットされたボールより左にあり、左右のバランスが整った非常にオーソドックスなアドレスです。

そこからトップにかけては、右足の付け根の上に頭が動き、股関節にしっかりと体重を乗せていきます。トップの位置でのフェースの向きは、フェースが空を向くシャットフェースではなく斜め45度くらいを向くスクェアフェース。ダウンスウィングである程度フェースを返す動きを入れていくことが予感されます。

画像: 写真1:オーソドックスなアドレス(左)、トップではスクエアフェース(左)

写真1:オーソドックスなアドレス(左)、トップではスクエアフェース(左)

続いて写真2です。ややガニ股になるような動きで下半身から切り返し(写真左)、インパクトでは左手の甲がターゲットを向いた状態(写真右)。すなわち、スクェアにインパクトできています。トップで45度開いたフェースを開いた分だけダウンで閉じることで、ボールをつかまえています。

どの場面を切り取っても、まるで教本通りといった印象で、極めてオーソドックスなスウィングと言えるでしょう。「ユーティリティとPWが得意」というのにも納得がいきます。オーソドックスとは、すなわち穴がないということでもあるからです。

すべてのクラブをそつなく打ちこなし、フェードやドローを打ち分けてコースマネジメントするタイプと言えます。

画像: 写真2:ややガニ股になるように下半身から切り返し(左)左手の甲がターゲットを向くようにインパクトを迎えている(右)

写真2:ややガニ股になるように下半身から切り返し(左)左手の甲がターゲットを向くようにインパクトを迎えている(右)

前週のアクサレディスではパーオン率が1位と調子が上がってきていますので、今週は非常に楽しみな選手のひとりと言えるでしょう。練習ラウンドを取材しましたが風が強く、グリーンもとても速く4日間を戦うには非常にタフなコンディションになると予想されます。

ホステスプロとして初優勝を挙げることができるか、大いに期待したいところです。

※写真は2019年のダイキンオーキッドレディス 

撮影/岡沢裕行

画像: 左ひじの引けを直して飛距離を伸ばす!親指飛んでけドリル youtu.be

左ひじの引けを直して飛距離を伸ばす!親指飛んでけドリル

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※4月3日19時記事一部修正いたしました

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