華やかに幕を開けたゴルフの祭典・マスターズ。現地で取材する週刊ゴルフダイジェストのツアー担当が、日本ツアー賞金王のギアに注目!
いよいよ始まったマスターズ。松山英樹はじめ、小平智、今平周吾、金谷拓実の4人の日本人選手が出場しています。そんな中でも注目したいのが、日本ツアー賞金王、今平周吾です。
練習日に話を聞くと、「いやー、キレイですね。感動しました! ティショットを曲げなければ戦えると思います。調子はいいです」と、初めてのオーガスタでも物怖じしない辺り、さすが賞金王といった感じです。
現地にいる芹澤信雄プロも「今平の状態が非常にいい。ティショットは曲がらないし、アイアンのキレがいい。グリーン周りも上手い。飛距離は少し物足りないが、十分勝負できると思います」と太鼓判を押していました。
残念ながら初日は4オーバー73位タイと出遅れてしまいましたが、2日目の挽回に期待したいですね!
そんな今平、マスターズに向け“秘密兵器”を投入予定とのことです。
それが、60度のヤマハのウェッジです。日本でも60度のウェッジは使用していますが、このウェッジはマスターズ“専用”とのこと。
「もう少しスピンがほしいなと思ったんです。普段使っているものよりもスピンが入りやすくなっています。オーガスタのグリーン対策で持ってきました。かなりいい感じです」(今平)
秘密兵器とともに日本の賞金王が“ガラスのグリーン”攻略なるか。2日目のプレーに注目です!
取材・文/五十嵐誠 写真/姉﨑正