セカンドショットをバシッと打って、見事グリーンにオン。そのときできたピッチマークを修復するのはゴルファーのマナーだ。さて、そんなときに使う先端が二股に別れたアノ道具の呼び方、実は和製英語だって知ってましたか?
グリーンフォークは「緑色のフォーク」という意味に
「ピッチマーク」は、グリーンにボールが落下した時にできる跡のこと。「ボールマーク」という呼び方も一般的だ。
ピッチマークを放置すると、その部分の芝が枯死してしまい、グリーン面にへこんだ箇所として残るために、パッティングクオリティが低下する。また、誤った方法で修復すると、芝の根を傷つけてしまい、やはり芝の枯死を招く。
自分で作ったピッチマークはきちんと、適切な方法(コースに掲示されているポスターなどを参照)で直すのがゴルファーのエチケットである。
ちなみに、ピッチマーク修復に使う道具は「グリーンフォーク」と呼ばれているが、これは英語では通じない(緑色のフォークという意味になる)。「ボールマークリペアツール」、あるいは単に「リペアツール」、または「ディボットツール」というのが、英語での呼び名である。
それにしても、なぜリペアツールがグリーンフォークとなったのか、その理由は不明だ。
(ゴルフダイジェストTVより)