昨年、日本ゴルフツアー選手権でプロ18年目にして初優勝を果たすと、ブルックス・ケプカ、松山英樹らも参戦した11月のダンロップフェニックスでツアー2勝目。そんな市原はクラブ契約フリーでツアーを戦う選手の一人。自腹でクラブを購入するという市原の14本を覗いてみよう。

タイガー・ウッズが使用してマスターズを制したテーラーメイドの「M5」、そのタイガーと優勝を争ったフランチェスコ・モリナリが手にしたキャロウェイの「エピックフラッシュ サブゼロ」。2019年も“飛ぶ”と評判のドライバーが目白押しだが、市原のバッグにはそれら最新モデルはない。

画像: 市原弘大のバッグには、自ら選び抜いた14本が揃っている

市原弘大のバッグには、自ら選び抜いた14本が揃っている

「ドライバーは新しいモデルが出ていますが、昨年の2勝ともドライバーがよかったせいもあるので、逆に手放せないというか、しばらくこのままで行こうと思います。クラブもボールも自分でじっくり選んだものなので自信を持って打てますし、ミスしてもクラブのせいにはしたくありませんから」(市原)

画像: ローグサブゼロはプロの間で根強い人気を誇るモデルだ

ローグサブゼロはプロの間で根強い人気を誇るモデルだ

そんな市原が選んだのはキャロウェイのローグサブゼロ。左へのミスが出にくく、低スピン弾道が打ちやすいプロに人気のドライバーだ。それに、人気シャフト「アッタス」の10代目モデル、ジ・アッタスの6Xを組み合わせている。

画像: シャフトはジ アッタス。「粘る」と「走る」両方の要素を兼ね備えたシャフト

シャフトはジ アッタス。「粘る」と「走る」両方の要素を兼ね備えたシャフト

3番ウッドは2017年モデルのスティールヘッドXR。キャロウェイの名器「スティールヘッド」の現代版ともいうべきモデルで、こちらもツアーで人気を博したモデルだ。本人の言葉の通り、気に入ったクラブをじっくりと使い込み、手に馴染ませるのが市原の流儀のようだ。

画像: これまたプロ評価の高いスティールヘッドXRの3+(13.5度)を使用

これまたプロ評価の高いスティールヘッドXRの3+(13.5度)を使用

13.5度のこのスプーンまでをジ アッタスで揃え、その下に入れた2本のユーティリティはユーティリティ専用シャフトを採用。このことからも、1Wと3Wには飛距離性能を、それ以下の番手は飛びではなく操作性などの狙う機能を重視する意図が滲む。

ボールに至るまですべて自分で選んだ14本。まもなく37歳になる市原だが、今シーズンも活躍する姿を見せてくれそうだ。

【市原弘大の14本】
1W:キャロウェイ ローグサブゼロ(9度、ジ アッタス6X)
3W:キャロウェイ スチールヘッドXR 3+(13.5度、ジ アッタス7X)
2U :キャロウェイ GBBエピック ハイブリッド(アッタスEZ、75TX)
3U:キャロウェイ GBBエピック ハイブリッド(アッタスEZ、85TX)
4I:キャロウェイ ローグPRO(N.S.プロ モーダス130、X)
4I-PW:キャロウェイ Xフォージド(N.S.プロ モーダス130、X)
51、58度:ジューシー tTウェッジ(モーダスプロトタイプ、X)
ボール:ブリヂストン ツアーB X

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