大事にしたいパーパット。打ち出す方向を意識づけるために、ボールを通したい箇所にパターのヘッドをトントンと押し付けたところ、同伴者に「パットの線に触れたらダメ」と指摘されてしまった! パットのラインに触れてしまったらどうなるの?

「これは、軽いスライスラインね」
パー4の3打目がピン左手前3メートルの絶好な位置にナイスオン! 「さあ、ここは決めたいわ~。時間をかけてラインを読んで……。慎重にいこうっと」。

「ここに打ち出せば入るはず……」
「このパットはイメージを大事にいきたいわね。シミュレーションしておこうっと。きっと、ここに打ち出せば入るはずだから……」

トントンッ! 「あっ!!」
「あとは、ボールはここを通すようにしたいから……」トントンッ! 「あっ!」「あら、無意識にパターのヘッドをトントンと押し付けていたみたい」

「パットの線に触れたわよね?」「あれ、ダメでした?」
パットの線に触れたらどうなる?
パー4の3打目をピン左手前3メートルにつけた。慎重にラインを読んだのち、打ち出す方向を意識づけるためにボールを通したい箇所に、パターのヘッドをトントンと押し付けた。しかしそれを見た同伴者から、「パットの線に触れたらダメじゃない?」と指摘されてしまった。
正解は、「罰なし」。旧ルールではルースインペディメントを取り除いたり、ボールマークを修理する場合などを除いて、自分のパットの線に触れることは禁止されていた。しかし新ルールでは、プレーの線を含め、グリーン面のどこでも、手、足、または持っているもので触れることができる。ただしグリーン面のテストやライの改善をすると2打罰(規則10-2b)。
週刊ゴルフダイジェスト5/28号「ゴルルと新ルール。」より(監修・小山混、撮影・増田保雄)


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