チャンピオンズディナーというと、マスターズで前年度王者が歴代王者たちに振る舞うものが有名だが、全米プロの公式ツイッターによれば、今年の全米プロでは前年覇者のブルックス・ケプカが自身のチョイスしたメニューでゲストをもてなしたようだ。
同ツイッターが投稿した画像によれば、一品目はベーコン、ほうれん草、イチゴ、アーモンドにチーズなどが入った「ヘリテージクラブサンド」。そしてメインが3種類から選ぶことができ、そのうちのひとつに「MIYAZAKI BEEF」がピックアップされている。
ケプカが2016年、2017年と連覇を果たした国内ツアーのダンロップフェニックスは優勝すると「宮崎県知事賞」として宮崎牛1年分が贈られるが、ケプカはその宮崎牛の大ファン。2017年の大会では6日間連続でフェニックスCCのレストランで宮崎牛の牛丼の卵抜き、通称“ケプカ丼”を注文したというエピソードも残る。
2018年には宮崎牛“3頭目”を狙ったケプカだったが、惜しくも勝利はならず。しかし、その時点ですでに「自宅の冷蔵庫は宮崎牛でいっぱい」とコメントしていた。
ケプカに限らず、2012年、2013年に連覇を果たした元世界1位のルーク・ドナルドも「アメリカではめったにお目にかかれないほどおいしい」と宮崎牛を絶賛していた。
それもあってアメリカでもMIYAZAKI BEEFの雷名が轟いているか否かはわからないが、ケプカが宮崎牛をチョイスしたことを伝える投稿には「ミヤザキビーフ以外を選んだ人は、頭を検査したほうがいいね」というコメントがついている。
宮崎牛に限らず、和牛はおいしい。ジャパン・ビーフのブランド力を、はからずも世界のトップゴルファーがメジャーの舞台でさらに高めてくれたようだ。