昨年、片岡大育はどこのメーカーともクラブ契約を交わさず、フリーの立場で1年間を戦った。長くお気に入りだったドライバー、ブリヂストンの「ツアーB JGR」を上回る新たな武器を模索したが、2019年、結局ブリヂストン契約に戻り、エースドライバーが再びバッグに収まった。信頼できる相棒とともにツアーを戦う片岡に話を聞いた。

2015年モデルのツアーB JGRは、引退した宮里藍が長く愛用したことでも知られる名器と呼ばれるドライバー。“プロ受け”が良いクラブだが、基本的にはアマチュア向けの、つかまって上がって飛ぶ、といったモデルだ。片岡は言う。

画像: エースはツアーB JGRだが、ツアーB XD-3(写真右)を使用することも

エースはツアーB JGRだが、ツアーB XD-3(写真右)を使用することも

「ドライバーは飛距離も欲しいのですが、やっぱり自分のスタイルに合っているのがこのクラブ(ツアーB JGR)。飛びと方向性、操作性のバランスが自分には一番合っていると思います。(プロモデルの)ツアーB XD-3のほうも、コースやコンディションによって使い分けしています。シャフトはツアーADの『IZ』と『PT』で使い分けていますが、しっかり振ってもブレないようにシャフトは少し重め・硬めにしました」

画像: ツアーB JGR(2015)。46インチだったのを45インチに短くしたことで2~300回転くらいスピン量が減り、よりストレートに近いフェードで距離も出ているという
ツアーB JGR(2015)。46インチだったのを45インチに短くしたことで2~300回転くらいスピン量が減り、よりストレートに近いフェードで距離も出ているという

データを見ると、片岡の平均飛距離は267.75ヤードで126位タイ(2019年5月20日現在)と飛ぶほうではないが、フェアウェイキープ率は61.22%で17位と高い。しっかりと、自分に合ったクラブでコントロールできていることがうかがえる。

2018年は欧州やアジアを転戦するなど、国内にとどまらず、隙あらば世界に打って出ようという気概をみせる片岡大育。ブリヂストンとの再契約を期に、さらなる飛躍を期待したい。

画像: ドライバーに限らず、気に入ったクラブは長く使う片岡。3番ウッドは2017年モデルのM2。5番ウッドはドライバーと同じく2015年モデルのツアー B JGR

ドライバーに限らず、気に入ったクラブは長く使う片岡。3番ウッドは2017年モデルのM2。5番ウッドはドライバーと同じく2015年モデルのツアー B JGR

【片岡大育の14本】
1W:ブリヂストン ツアーB JGR 2015(9.5度、ツアーAD PT-7、TX)※PT6(X)、iz6(X)と併用
3W:テーラーメイド M2(15度 ツアーAD DI-7、X)
5W:ブリヂストン ツアーB JGR 2015(18度、ツアーAD DI-7、X)
U3:ブリヂストン ツアーステージ X-UT(21度、ディアマナ カイリ プロトタイプ)
U4:ブリヂストン ツアーステージ X-UT(23度、ディアマナ カイリ プロトタイプ)
5-PW:ブリヂストン ツアーB X-CB(ディアマナ サンプ95、S)
52、58度:ブリヂストン ツアーB XW-B(ダイナミックゴールドツアーイシュー、S300)
PUTTER:オデッセイ プロタイプ iX #5 CS
BALL:ツアーB X 

画像: まっすぐ飛んで飛距離も伸びる!「ボール2個打ちドリルpart2」教えます!~小澤美奈瀬~ www.youtube.com

まっすぐ飛んで飛距離も伸びる!「ボール2個打ちドリルpart2」教えます!~小澤美奈瀬~

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