日本で開催されている米シニアツアー「マスターカード・ジャパン選手権」。そこに出場しているトム・ワトソンのセッティングを調査!

アイアンは3番から。ただしユーティリティで打ちやすさも確保

まずドライバーのヘッドは「エピックフラッシュ サブゼロ」のトリプルダイヤモンド。最新モデルエピックフラッシュの、洋ナシ形状の限定仕様で、石川遼が現在使用しているのと同モデルだ。

画像: ドライバーはエピックフラッシュ サブゼロの限定仕様「トリプルダイヤモンド」を採用。ソール後方のウェートはドローバイアスに調節してある

ドライバーはエピックフラッシュ サブゼロの限定仕様「トリプルダイヤモンド」を採用。ソール後方のウェートはドローバイアスに調節してある

ウッド類はドライバーを含めて3本。アイアンが「3番から」の極めてオーソドックスな往年の名手らしいセッティングだが、3〜5番はユーティリティアイアンを選んでいる。ベテランならではの感覚を生かしつつ、今のテクノロジーの恩恵も受ける。そんなバランス感覚を感じさせる。

画像: ドライバーのシャフトは「ディアマナDF」60のSシャフト。69歳ながらスペックはハードだ

ドライバーのシャフトは「ディアマナDF」60のSシャフト。69歳ながらスペックはハードだ

セットのアイアンは6番からPWまでの5本。そこに50度、56度のウェッジを加えている。

画像: アイアンはキャロウェイの「APEX」。6番からPWまでを入れる

アイアンはキャロウェイの「APEX」。6番からPWまでを入れる

特徴的なのはパターのシャフトだ。「スタビリティシャフト」はとにかくトルク(ねじれ)が少ないという最新モデル。インパクトでフェースの向きが変わらないのが魅力だという。

画像: トルクが少なく、インパクトでフェース面をスクェアに保ちやすいという「スタビリティシャフト」を採用。オデッセイの「VERSA #7」に合わせる

トルクが少なく、インパクトでフェース面をスクェアに保ちやすいという「スタビリティシャフト」を採用。オデッセイの「VERSA #7」に合わせる

シニア選手の中には、こだわりのギアを長く使い続ける、あるいは“変えられない”という選手もいるが、ワトソン流の感性を生かしつつ、最新クラブの恩恵も十分に受けるという柔軟な14本は、ベテランゴルファーならば、参考にしたいセッティングと言えそうだ。

ただし、スペックは今年70歳になることを考えると相当ハード。その衰えのなさ、さすがはメジャー8勝の名手の中の名手だ。

【トム・ワトソンの14本】
1W:キャロウェイ エピックフラッシュ サブゼロ トリプルダイヤモンド(10.5度、ディアマナDF60、S)
3W:キャロウェイ エピックフラッシュ(15度、スピーダーエボリューションⅤ 757、S)
2U:キャロウェイ ローグ ユーティリティ(17度、プロジェクトX イーブンフロー 65、6.0)
3U:キャロウェイ APEXユーティリティ(21度、XP95、S300)
4U:キャロウェイ APEXユーティリティ(24度、XP95、S300)
5U:キャロウェイ Xフォージド ユーティリティ(27度、XP95、S300)
6~PW:キャロウェイ APEXアイアン(XP95、S300)
50・56度:キャロウェイ マックダディ4(XP95、S300)
PUTTER:オデッセイ VERSA #7ブラック(スタビリティシャフト )

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