いよいよ今週開催される全米オープン。その月曜日にコースに足を踏み入れた月刊ゴルフダイジェストのツアー担当・ケンジロウが目にしたのは……今まで見たことのない2階建ての巨大トラックだった!?

テーラーメイドのツアーバスが“巨大化”してお出迎え

こんにちは、ケンジロウです。カリフォルニアのモントレー半島ペブルビーチゴルフリンクスよりお届けしております。そう、今週は「U.S.オープン」です。モントレー半島はサンフランシスコから車で2時間ほど南下した場所にあり、少し太平洋に突き出すような形が特徴です。

かつては港町として栄えていたようですが、今はフィッシャーマンズ・ワーフや水族館などがあって観光地化されていて、モントレーの街はいつも多くの観光客でにぎわっています。

もう何年もU.S.オープンに来ていますが、この大会は“渋滞”がつきもの。ということで、練習日の今日は保険をかけて朝の6時台にホテルを出たのですが、まったく混まずにノンストップでプレスセンターまでたどり着けました。

今年は渋滞にならないのかな?昨年はコースにたどりつくまで平均2時間でしたからね。これだけでもすごく嬉しい……。

ペブルビーチに来る途中に、「スパニッシュベイ」を通り過ぎ、そしてメディアの駐車場は「スパイグラス」の敷地内という、ゴルファーにとってはワクワクする場所にありますね(※編注:ザ・リンクス・アット・スパニッシュベイとスパイグラスヒルGCはともにペブルビーチリゾート内の名コース)。

さて、ペブルビーチに到着して、早速練習場に行ってみました。びっくりしたのは、テーラーメイドのツアーバンが新しくなっていることです。

画像: 一際目をひく巨大トラック。なんと2階建てのテーラーメイドのツアーバンと呼ばれるバスだ

一際目をひく巨大トラック。なんと2階建てのテーラーメイドのツアーバンと呼ばれるバスだ

元よりこちらのツアーバンは映画に出てくるような巨大なトラックが基本の大きさですが、そのテーラーの最新バスはなんと2階建てになっているんです。大きなトラックの中で、さらにひときわノッポのツアーバン。2階部分は透明になっていて中が見えています。衛生のアンテナもついていることろを見ると中でテレビも見られるんですね。

画像: バンの二階建て部分。選手がくつろいだりできる多目的スペースだ。おしゃれ!

バンの二階建て部分。選手がくつろいだりできる多目的スペースだ。おしゃれ!

早速バンの中をのぞいてみることにしました。作業スペースは今までのバンと面積は変わっていませんが、選手のロッカー型の荷物入れがあったり、スケジュールが書かれたイラストつきのボードがあったりテーラーのコーヒーカップがあったりなどまさにいろいろと“写真映え”しそうな感じ。

「今年の3月のマッチプレーの試合からこのバスになったんだよ。2階では選手がくつろいだり、スタッフがミーティングをしたり、今回みたいに取材を受けたり、いろんなことに使ってるよ。バスがきれいになってカッコよくなってスタッフもみんな喜んでいるさ。超クールだよね」とツアーレップのクリスさん。

画像: 2階から1階の工房スペースを見下ろす。契約選手たちのギアはここで細かい調整を施される

2階から1階の工房スペースを見下ろす。契約選手たちのギアはここで細かい調整を施される

でもこのバン、2階建てのままで運転は大丈夫なのか心配になりません?そこらへんの事情をクリスに聞いてみたところ、「2階部分は運転の時には縮まるんだよ」(クリス)とのこと。なるほど、よく考えられていますよね~。

画像: 選手の名前入りロッカー。左上から時計回りにDJ、マキロイ、タイガー、ファウラー、デイ、ラームとキラ星のような名前が並ぶ

選手の名前入りロッカー。左上から時計回りにDJ、マキロイ、タイガー、ファウラー、デイ、ラームとキラ星のような名前が並ぶ

なんともハイテクな最先端ツアーバン。ドライバーの進化に負けじとバスも進化しているんですねぇ。お土産にいただいたテーラーのコーヒー、酸味があっておいしかったです。

写真/有原裕晶

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