1978年生まれ、福岡県出身の小田孔明(おだ・こうめい)。ツアー通算8勝、2014年には賞金王も獲得した実力者。2019年は、2014年のブリヂストンオープン以来となる5年ぶりの優勝を目指す。そんな彼が選ぶ14本のクラブとは?

「コントロールもできるカーボンシャフトを甘く見ていました」

昨年はシード獲得以降、ワーストとなる賞金ランキング44位までに後退し、今季は巻き返しを期す小田孔明。雪辱へむけ、今シーズンはクラブ人も手を加えてきた。

「今年からドライバーをホンマ ツアーワールド747のジャスティン・ローズと同じモデルにしたのですが、風に強く、アゲンストでも球が飛んでくれる。自分は強めのフェードが出るクラブが好き。球がつかまりすぎるクラブは好きではないのですが、これは最初に打ったときから左にいかない感じがしたので、すぐに気に入りました。飛距離も280ヤードぐらい出て、昨年と比べると平均で10ヤードぐらい伸びていると思います」

さらに4~9番までのアイアンは、昨年までのスチールから新たにカーボンシャフトを装着。可能な限り体に負担をかけずに、飛ばせる工夫も施した。

画像: アイアンシャフトをカーボンにチェンジ。「簡単に思い通りの弾道になる」と気に入っている

アイアンシャフトをカーボンにチェンジ。「簡単に思い通りの弾道になる」と気に入っている

「カーボンは使う前までは『ボヨーンとした球になる』とか『飛び過ぎる』という不安が正直ありましたが、使ってみたらすごくよかった。球が上げやすく、コントロールもできるので今では『簡単に思い通りの弾道になる』といいイメージを持つようになりました」

ドライバーで飛距離を稼ぎ、アイアンではピンにピタリと寄せる。そんな本来のゴルフを完全に取り戻すことができれば、2014年以来となる久々の勝利も夢ではない。

画像: 「コントロールもできるカーボンシャフトを甘く見ていました」

【小田孔明の14本】
1W:ホンマ ツアーワールド 747-460(9.5度、ヴィザード FP7、硬さX)
3W:タイトリスト TS2(15度、ツアーAD VR-7、硬さX)
5W:キャロウェイ ローグ サブゼロ(18度、スピーダーエボリューション 757、硬さX)
3UT:ホンマ ツアーワールド TW-U(19度、ヴィザード IB95U、硬さX)
4I、5I:ホンマ ツアーワールド TW737 Vs(ヴィザード IB-WF 100)
7I~9I:ホンマ ツアーワールド TW747 Vx フォージド(ヴィザード IB-WF 100)
10I:ホンマ ツアーワールド TW プロト(NSプロ モーダス3 125)
AW:ツアー ワールド TW-W(52度、NSプロ モーダス3 125)
SW:フォーティーン RM-22(58度、NSプロ モーダス3 125)
PUTTER:オデッセイ トゥーロンパター サンフランシスコ

撮影/西本政明 ※週刊ゴルフダイジェスト6/25号「pro's spec」より

This article is a sponsored article by
''.