推しプロナンバーワンに輝いた「ツヨカワ女子プロ」松田鈴英
週刊ゴルフダイジェストの名物企画「第3回WGD女子プロ総選挙」。令和初の1位は滋賀県出身の松田鈴英。優勝こそないものの今年の獲得賞金は2400万円を超え、来期の賞金シードもほぼ確定させている、初優勝にもっとも近い選手だ。
そんな松田が令和初の「推しプロ」に選ばれたということで、本人に話を聞いてみた。
「えー! (1位は)姫(原英莉花と三浦桃香)やと思ってた。びっくりです。みなさん本当に本当に本当にありがとうございます!」(松田)
と驚きを隠せない様子だが、投票してくれたファンへ感謝の気持ちを述べた。推し理由のコメントの中には、
「細い体からの圧倒的な飛距離」(50代男性)
「果敢に攻めるアイアンショット。インパクト音がいい」(50代男性)
などがあったが、
「あーなるほど。飛距離はそうかもしれないですね。アイアンショットのインパクト音? そこまで聞いてくれているんですね。本当にありがたいです」(松田)
と、これまた謙虚。最後に応援してくれる人たちへこうコメントした。
「応援してくれる人が増えてきて、すごく嬉しいです。やっぱり応援されたほうが頑張れますよね。試合中に一番見てほしいのは飛距離。細い体からの圧倒的なやつです(笑)。細くないんですけどね。『意外と会ってみたら太い』とか結構さらっと言われます。みなさんの応援を力に変えて頑張ります!」(松田)
と締めくくった。推し理由の中に「お父さんとの親子愛に感動」(50代男性)というものもあったので、松田の父・直樹さんにも話を聞いた。
「なるほど。じゃあ8割くらいは私の人気ですかね(笑)? 応援してもらえるのはプロとしてはありがたいことです。実力はまだ伴っていないですけどね。頑張らないといけません。こっち(ゴルフ)のほうでも優勝しないといけないですね。毎回毎回来て頂いている方もいますから」(直樹さん)
と、おちゃめな面ものぞかせつつ謙虚に話した。松田を一番近くで見ているからこそ、応援のありがたみも身に染みて分かるはず。ファンの応援を力に変えて「レイは令和で初優勝!」を目指す。
取材大会/アース・モンダミンカップ 撮影/矢田部裕