先週の男子ツアー「ダンロップ・スリクソン福島オープン」。最終日は雨のため中止、3日目までに20アンダーと伸ばしていた星野陸也がツアー2勝目を挙げた。その模様を現地で取材をしていたカメラマン・姉崎正がレポート。
ダンロップ・スリクソン福島オープンは最終日降雨による中止。3日目まで54ホールの成績で、星野陸也選手が優勝しました。
さて、中止となった最終日のスタート時間は、アウトスタートの最初の組が7時15分で最終組が9時15分予定でした。
悪天を見越したスタートタイムかな? と前日にこのペアリングを受け取った時に感じました。天候、状況次第でスタートを遅らせたり、途中での競技中断の可能性を含んだ応用の効く早いスターティング時間です(編注:同週開催の女子ツアー『アース・モンダミンカップ』の最終組スタート時間は10時10分)。
普段の最終日は、スタート1時間前位にはプレスルーム入りしますが、この日は宿泊地を出るときから雨降り。コースに着いて、カメラの準備など朝のルーティンワークを過ごしている間も降り続いています。
今大会のプレスルームはコース付随のホテル広間を使っていて、我々撮影記者はパーテーションで仕切られたその廊下に机と椅子を置いて作業していますが、そこから18番グリーンが良く見えます。雨は強くなったり弱くなったり。我々はヤキモキしながら外を眺めたり、雨雲レーダーを見たり。コーススタッフが、18番グリーンのメンテナンスやバンカーの水を排出したりと、懸命のコースケアに励んでいる様子が良く見えます。
最初の遅延アナウンスは、午前6時半前。さもありなん。スタートを1時間遅らせるとの案内。それから更に何度かスタートを遅らせる案内の末、10時半過ぎに中止が決定。それから怒涛の撮影時間が始まりました。