ツアープロの心強い味方・プロキャディ。トッププロには年間を通して契約する“専属キャディ”が付いていたりもするものだが、実はこれは様々な理由からハードルが高い。では、専属キャディを雇えないプロはどうしているのか? ちょっとマニアックな疑問を、安田彩乃にぶつけてみた。
選手たちの心強い味方でもあるプロキャディという存在。フリーランス的存在のプロキャディに対し、選手たちは一体どうやって仕事を依頼するのだろうか。
今回話を聞いたのは安田彩乃。2018年の賞金ランキングで53位に入り前半戦の出場権を獲得。リランキングは34位で中盤戦もほぼフル出場が確定しているので、毎週キャディを頼まなければならないはずだが、一体どうやって頼むの?
「キャディさんをお願いするときは、基本は直接キャディさんに『どっか空いてますか?』と連絡するか、逆にキャディさんから『この日空いてたらどう?』と声をかけてもらったり、他のキャディさんから『あいつ空いてるよ』と教えてもらったり、私のほうから『今度担いでくれそうな人いませんか』とキャディさんに聞いたりとか、結構様々ですね」(安田)
意外や意外! なにかプロキャディを頼むシステムがあるのではなく、基本的には人づてで自分でキャディを探すと話した。さらに安田は、キャディのスケジュールを押さえる上では“ある試合”が重要だと教えてくれた。