札幌のゴルフスクールでアマチュアにレッスンをしながら、ドラコン競技にも挑戦している飛ばし屋・原田修平。そんな原田に、「飛距離アップのための、正しい右ひじの使い方」を教えてもらった。

「切り返しでは体が先行し、それに引っ張られるように腕が少し遅れてこないと、“間”はできないんです。ここでも意識してほしいのは右ひじの角度です。トップのポジションで右ひじの角度が直角より小さくなって腕が体の近くにあると、いくら切り返しで体を先行させても、腕とクラブを遅らせることができず、一緒に下りてきてしまいます。なので、トップでは右ひじの角度が90度より小さくならないようにするといいでしょう」

画像: しっかりと腕を体から離し、右ひじの角度が90度以上の状態を維持しよう

しっかりと腕を体から離し、右ひじの角度が90度以上の状態を維持しよう

特に、右わきを締めてバックスウィングする意識の強い人は、右ひじの角度が90度よりも小さくなりやすいので注意が必要だ。

「イメージしやすいのは腕相撲。トップからの切り返しでは右ひじを体から離して力の入りにくい、腕相撲なら負ける形を作るのが正解。そうすると、腕とクラブは勝手に振り遅れます。そしてダウンからインパクトでは、右ひじを体に近づけて、力の入りやすい腕相撲なら勝てる形を作ることでボールにパワーを乗せるんです」

画像: トップ~切り返しでは、右ひじを体から離して力を入れづらい形を作りタメを生む(左)。その後、ダウンスウィング~インパクトでは、右ひじは体に近づけることで力が入りやすい形を作り、ボールを押すパワーを生む(右)

トップ~切り返しでは、右ひじを体から離して力を入れづらい形を作りタメを生む(左)。その後、ダウンスウィング~インパクトでは、右ひじは体に近づけることで力が入りやすい形を作り、ボールを押すパワーを生む(右)

また、スウィング中、右ひじは常に下を向いていることも大事だと原田プロ。「右ひじが上に向くのは絶対にダメですが、下に向け続けようとして、内側に絞りすぎるのもNGなので注意しましょう」と原田。ただ、アマチュアの場合右ひじが上を向いたり外を向いたりしがちなので、意識しておくといい。

そして右ひじを正しく使うためにも、胸でリードする動きが重要になる。

画像: 胸リード、そして右腕を体から離す意識。この2つを心がけることで自然とタメは生まれる

胸リード、そして右腕を体から離す意識。この2つを心がけることで自然とタメは生まれる

「バックスウィングでは胸を右上に向けるイメージがあるといいでしょう。それに連動してクラブを上げていきます、右腕は縮めずに体の遠くへ離していく。そうすれば、切り返しでは胸のリードで腕とクラブが遅れ、“間”ができることで理想的な右ひじの使い方ができるようになりますよ」

右ひじの動きを管理して、飛距離アップを目指そう!

協力/富里インターゴルフ練習場

画像: タメて飛ばせる「右ひじ」の使い方~原田修平プロ~ www.youtube.com

タメて飛ばせる「右ひじ」の使い方~原田修平プロ~

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