今季は18試合に出場して予選落ち2回と安定した戦いを見せてはいるものの、トップ10に入ったのはアクサレディスのみ(4位タイ)という脇元華。そんな彼女には、上位で戦うために取り組んでいることがあるという。

脇元のパー3平均スコアは全体の57位。一方でパー4は14位、パー5は36位と、たしかにパー3だけやや低い。全体的に水準の高い脇元データだが、今はその中でも弱点となっている点を潰す作業をしているようだ。

さて、パットが課題だと語る脇元が、練習グリーンで取り組んでいるドリルがある。それが、「ノーテークバックパット練習」で、文字通りテークバックをとらずにフォローだけでボールを転がすドリル。これはどういう狙いがあるのだろうか?

「自分の腹筋の力で遠くまで(ロングパットを)飛ばすように意識しています。手で打ってしまうと飛ばないから、体幹で押すタイミングとパワーの伝え方と……。元々シン・ジエさんがやっていたんですけど、マネしてやっています。他の選手、特に上位の選手を見て勉強しています」(脇元)

パーオンホールでの平均パット数がトップのシン・ジエを参考にするのみならず、本人にも直接教えを乞い、北海道meijiカップでは練習ラウンドを共にすると話した。最後に後半戦はどのように戦っていきたいか聞いた。

画像: ノーテークバックでのパット練習に励んでいた

ノーテークバックでのパット練習に励んでいた

「今から夏でみんな結構疲れてきている中での体力勝負なので、どれだけしっかり休んでしっかりオンオフを切り替えて練習に取り組んでというのを効率よくできるかだと思います。上位で戦えるように頑張ります」(脇元)

自分の弱点を分析し、マネジメント強化、パット強化に取り組む脇元華。名前の通りの華やかなオーラをまとった彼女のプレーを、上位で見られる日も近いかもしれない。

取材大会/アネッサレディス・サマンサタバサレディース  撮影/矢田部裕

画像: スピンの効いたアプローチの打ち方~原田修平プロ~ www.youtube.com

スピンの効いたアプローチの打ち方~原田修平プロ~

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