今季は18試合に出場して予選落ち2回と安定した戦いを見せてはいるものの、トップ10に入ったのはアクサレディスのみ(4位タイ)という脇元華。そんな彼女には、上位で戦うために取り組んでいることがあるという。

スリーパットでスコアを「捨てている」のが課題

脇元は174センチの長身から飛ばしそうに見られるが、ドライビングディスタンスは230.62ヤードで全体の76位と飛ばし屋タイプではない。本人も「飛んでも曲がっては意味がない」と考えているようだ。では今改善しているのは一体何なのか。

「課題はパターでスリーパットが多いので、そこが一番もったいなく(スコアを)捨ててるのが見え見えで、今スリーパットしないように色々やっているんですけど、そこが今一番手っ取り早くスコアにつながっていくと思っています」(脇元)

画像: 黄金世代の一個上、97年生まれの脇元華。今シーズン初優勝が期待される選手の一人だ

黄金世代の一個上、97年生まれの脇元華。今シーズン初優勝が期待される選手の一人だ

脇元の3パット率は3.8314で全体の38位とそこまで悪い順位ではないように思えるが、勝負どころでの3パットが多いのかもしれない。何れにせよ、もう少し改善の余地はありそうだ。

「バンカーもシーズン初めのほうはすごく苦手で嫌いで、最初はサンドセーブ率も全体の90何位とかだったんですが、最近練習した成果が出てきて22位(センチュリー21レディス開幕前時点で23位)と順位も上がってきています。無駄なスリーパットをなくすことと、ショートホールでスコアを落としやすいというデータが出ているので、ショートホールでもう少しマネジメントしていったら、順位が違ってくるのかなと思っています」(脇元)

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