2018年にステップアップツアーで賞金女王となり、レギュラーツアー参戦資格を得た河本結。迎えた2019年のレギュラーツアーではいきなり初優勝を飾り、その後も優勝争いに何度も絡むなど、その勢いはとどまるところを知らない。黄金世代の一員でもある河本結に、前半戦が終わったタイミングで単独インタビューを敢行。大躍進を続ける胸のうちを聞いた。

諦めないで、東京五輪に奈紗と出たい

――あと一歩届かなくて悔し涙を流している姿なんかはすごく好感が持てるけど……?

河本:そう言ってくれるかたもいるんですけど……。たくさん応援して頂いて、ファンの方々の姿を見ると、期待に応えられない自分に悔しくて腹が立って泣いちゃうんです。それももう卒業しなきゃいけないと思いますし、感情のコントロールももっともっと上手くなっていかなきゃいけないなと思っているので、頑張って泣かないようにしたいなと思います」

――感情をコントロールするという点で何かやっていることはある?

河本:試合中に怒ったり、ギャラリーの人が見て不快にさせるような表情や態度はとらないようにしています。感情のコントロールも少しずつできてきて、自然とそうなってきていると思います。それは開幕からの大きな成長のひとつかなと思うんですけど、悔しくても(我慢して歯を)食いしばれる強い精神を身に着けたいと思います。

画像: 精神面を鍛えてさらに安定した戦いを見せてくれそうだ

精神面を鍛えてさらに安定した戦いを見せてくれそうだ

――昨年、大きな目標として、畑岡奈紗プロと全米女子オープンで戦いたいと言っていたと思うのですが、その目標は今も変わらない?

河本:そうですね。全米女子オープンってたぶん言っていたと思うんですけど、やっぱり世界の舞台で戦いたいというのはずっと思っています。オリンピックも去年の状況だったら夢物語だったんですけど、今年一生懸命頑張ってきて、現実味が見えるところにいる位置に来ているので、あと1年弱ありますし、諦めないで奈紗と出られるように頑張りたいと思います。

画像: 「縦のミスにも横のミスにも強いから、飛ばして止めなくちゃいけないツアーのパー3で使いたい」と河本はエピックフラッシュスター ユーティリティを評価

「縦のミスにも横のミスにも強いから、飛ばして止めなくちゃいけないツアーのパー3で使いたい」と河本はエピックフラッシュスター ユーティリティを評価

――今日新しいクラブのテストでしたが、エピックフラッシュスター ユーティリティを打ってみて第一印象は?

河本:ウッドに近い形で飛んで、ミスがミスにならない。これが第一印象です。アマチュアの人もそうだけど私たちプロでもミスショットって大きく(結果に)影響してくると思うんですけど、そこがあまり影響してこないクラブになっていると思います。左右も縦もミスに強い。ミスをいかにミスにしないかがスコアを縮める大きなポイントになると思うので、すごくいいと思います。

――ユーティリティは、どういう位置付けのクラブですか?

河本:パー5で刻むのに使ったりすることが多いんですけど、新しいユーティリティは、飛距離も出さなきゃいけないけど硬いグリーンに止めなきゃいけない試合のセッティングのパー3で使いたいと思いました。実戦投入もあるかなと思います。

――最後に、将来を見据えてどういうプロになりたい?

河本:プロゴルファーとしてたくさんの人に感動と元気を与えるのがアスリートにとって一番大切なことなので、そういう、感動と元気を与えられるようなプロゴルファーになりたいと思います!

撮影/三木崇徳

This article is a sponsored article by
''.