アディダスゴルフが発表した2019年の秋冬コレクション。そのウィメンズ着用モデルとして、セクシクィーンことアン・シネが起用されている。アパレルのイメージ写真にはモデルが起用されるケースが多いが、なぜアン・シネ? そこには、確固たる理由があった!
「本物のプレーヤーが着用すべし」というアディダスルールがあった!?
ゴルフアパレルのカタログは、女性モデルがウェアを着用するのが定番だが、アディダスの場合、ゴルフに限らずすべてのスポーツで、競技未経験のモデルを起用するのはNG。実際にその競技をプレーしている選手が着用するというグローバルのルールがあるのだそう。
たしかに、ゴルファーからすると「このモデルさんゴルフやったことないな」というのは正直一目でわかるもの。現役のツアープロであり、そのウェアにも毎度注目が集まるスタイル抜群のアン・シネは、まさに“適任”ということだろう。実際モデル顔負けの存在感で写真に収まり、公式サイトの特集ページを彩っている。アディダスにそんなこだわりがあったとは……。
アン・シネを大胆に起用しただけあって、ウェアそのもののデザインもちょっと変わっていて面白い。たとえば白いジャケットはファスナーがアシンメトリー(左右不対称)になっており、スウィング時のもたつきを防ぐ仕様なのだとか。
また、真冬のプレーを想定したダウンジャケットは、“折り紙”からインスピレーションを受けた立体的なパターンになっている。ゴルフ場というよりも、東京・南青山あたりで映えそうなウェアだ。こういうちょっと尖ったアイテムもさらりと着こなせるのは、さすがアン・シネ。
現在賞金ランク96位とシード獲得にはここからトップテン、トップ5級の活躍が複数回必要なアン・シネ。次は本職のプレーでゴルフファンを魅了する姿を期待したい。