1978年生まれ、群馬県出身の武藤俊憲(むとう・としのり)。パナソニックオープンでは4年ぶりの優勝を果たした。切れ味鋭いアイアンショットは健在、通算7勝を誇る実力者。そんな彼が選ぶ14本のクラブとは?

第一印象が悪いと何球打ってもいい感覚にはならない

4年ぶりの優勝を果たした武藤。40歳を過ぎても、バツグンの安定感を保ち、ツアーの第一線で活躍できているのは、クラブのおかげでもあると言う。武藤がクラブ選びで大事にしていることはなんんなのか?

「第一印象ですね。見た目の印象ではなく、打った感じです。自分のなかで振りやすい、好きという感覚があって、その感覚に近ければ一球打っただけで決まります。最初の印象ってすごく大事だと思っていて、第一印象が悪いと、そのクラブは何球打ってもいい感覚にはなりません。ある程度の条件さえクリアできれば、構えたときの見た目とかはそれほどシビアになることはありませんね」。

画像: 構えた瞬間ドローがイメージできる。ドライバー「ミズノプロ プロトタイプ」(9.5度)

構えた瞬間ドローがイメージできる。ドライバー「ミズノプロ プロトタイプ」(9.5度)

“ある程度の条件”とは、見た目どおりの弾道が出てくれることだ。

「つかまりそうな顔をしているのに、フェードが出たり、その逆もそう。見た目と違う球が出るのは気持ち悪いですね。好きと言うわけではないのですが、今までの経験から言えば、比較的つかまるイメージが出るクラブを使ってきています。でもこれってつかまる顔が好きってことですよね(笑)」

20代のころはスウィングでドローを打っていたが、今はスウィングだけではなくクラブに頼りながらドローを打っている。クラブの恩恵を受けながら、今シーズン複数優勝を目指す。

画像: 第一印象が悪いと何球打ってもいい感覚にはならない

【武藤俊憲の14本】
1W:ミズノプロ プロトタイプ(9.5度、スピーダー757 TR、硬さ:X)
3W:タイトリスト 917 F2(15度、ツアーAD Di、硬さ:TX)
3UT・4UT:ミズノ GX(19度・21度、NSプロ モーダス プロト、硬さ:X)
4I~PW:ミズノプロ 120(NSプロ モーダス プロト、硬さ:X)
AW・SW:ミズノプロ S18(54度・58度、NSプロ モーダス プロト、硬さ:X)
PUTTER:オデッセイ ブラックシリーズ iX #1

This article is a sponsored article by
''.