1998年生まれ熊本県出身の大里桃子(おおさと・ももこ)。2018年プロテストに合格。同年のCATレディースでツアー初優勝を遂げた。先日の日本女子オープンでは2位タイに入る活躍をみせ、2勝目が期待される黄金世代のひとりでもある。そんな彼女の選んだ14本のクラブとは?

クラブ選びはシンプル。「左にいかないこと」

2018年CATレディースで初優勝を遂げ、先日の日本女子オープンでは2位タイに入る活躍をみせた大里桃子。彼女のクラブ選びはシンプルで、ずばり「左にいかない」ことだと言う。

「私は調子が悪くなると、左に引っかけることがあるんです。これはスウィングの問題ではなるのですが、クラブもつかまりすぎてしまうと、それが怖くなって振れなくなる。だから、クラブには、左には飛ばないことを求めています。今使っているクラブは、思い切り振っても左への引っかけが少ないので、安心して振れるようになっています」

引っかけの対策はフェアウェイウッドにも施されている。
「5番ウッドになると、急につかまりすぎてしまうんです。だからロフトは5番ウッドのままで、長さを3番ウッドと同じ43インチにしています。4番ウッドとして使っているのですが、長くすることで、引っかけが少なくなりました。これも調子が戻ってきたひとつの要因だと思っています」

画像: 引っかけ防止!3Wと同じ長さの5W。「ブリヂストン ツアーB XD-F」(18度)

引っかけ防止!3Wと同じ長さの5W。「ブリヂストン ツアーB XD-F」(18度)

前半戦はショットとパットの不調から予選落ちが続いたが、女子オープンで2位タイになったことで、大里は自信を取り戻した。

「今は、不安はありません。もっと優勝争いをして、心地よい緊張感を味わいたいです!」

週刊ゴルフダイジェスト10/29号「pro's spec」より。撮影/大澤進二

画像: クラブ選びはシンプル。「左にいかないこと」

【大里桃子の14本】
1W:ブリヂストン ツアーB XD-3(9.5度、クロカゲ XT、硬さ:S)
3W・5W:ブリヂストン ツアーB XD-F(15度・18度、クロカゲ XT、硬さ:S)
3UT・4UT:ピン G410(19度・22度、NSプロ 950GH neo、硬さ:S)
5I~PW:ブリヂストン ツアーB X-CB(NSプロ 950GH neo、硬さ:S)
AW:ブリヂストン ツアーB XW-1(49度、NSプロ 950GH neo、硬さ:S)
SW:ブリヂストン ツアーB XW-B(58度、NSプロ 950GH、硬さ:S)
PUTTER:ピン VAULT 2.0 B60

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