昨日開幕した日本初開催のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」。国内ツアーは男女関係なく観戦するという20代のゴルフ大好きゴルフ女子・S子が、PGAツアー観戦初体験。その模様をレポート！
感動！ 目の前にタイガーがいる！
いよいよ「ZOZOチャンピオンシップ」が開幕しました。初日のギャラリー数は18536名と、
2万人近くが来場されたようです。S子のその一人として、人生初のPGAツアーを観てきました！ 日本で開催されることが決まってから「絶対行く」と決めていたS子。こんなの机に座って仕事している場合じゃありません。
さて、最寄駅からギャラリーバスで……と思っていましたが、7時頃駅に着くと早くもすごい人。バスを待っていたらタイガーのスタートに間に合わないかも!? と急遽歩いてコースへ向かうことに。40分ほど歩いて到着です。さて、初日の組み合わせをみると、主役のタイガー・ウッズは小平智、トミー・フリートウッドと同組で8時40分INスタート。
実はS子、フリートウッドの隠れファン……これは絶対見なきゃ！ でも、バッバ・ワトソン、松山英樹、ジョーダン・スピース、アダム・スコット、ロリー・マキロイ、ジャスティン・トーマス、ザンダー・シャウフェレと他にも見たいな〜と思っていた選手たちはまとめてみんなOUTスタート。困った！
でも……やっぱりタイガー見たい！ ってことで、10番ティイングエリアに向かいますが、すでに人がいっぱい。身長150センチ台のS子では到底見られません。すみません、ちょっとなめてた！ 想像以上のすごい人！
ということで、ティオフを見るのは諦めて、ドライビングレンジへと試合前の練習を見るべく移動。すると、アプローチ練習場になにやら凄い人だかり。空いているところにスッと入ると、そこにタイガーの姿を発見です。距離が遠くてよく見えない～と思っていたら、クルっとこちらを向いてロブショット！ 私……ついてる！タイガーの練習風景を堪能した後は、11番ホールのティイングエリアに移動してタイガーを待つことに。
ゴルフ女子・S子の目の前で3連続ボギースタートから9バーディを奪いトップに躍り出る離れ業を見せたタイガー（撮影/姉崎正）
このポジションだと10番のセカンドとグリーンも少し見えて楽しめるんです！ しばらくすると遠くから「タイガー！」と呼ぶ声がかすかに聞こえてきます。そろそろタイガーのスタート時間。10番ホールに方向に目を凝らすと……タイガーがティショット打ったっぽい。大歓声が聞こえます。ボールはどこだどこだと11番ホールにいるギャラリーたちがザワザワ。えっ、まさかの池ポチャ!? そこから3打目をピン近くにミラクルショットで運んで、まさかのボギースタートです。
さて、ここでちょっと残念な風景が。11番のティイングエリアにタイガーたちが上がってくるのを先回りしようとティイングエリアの前を横切るギャラリーが……そこ入っちゃダメなとこです。撮影禁止エリアでも「ばれなきゃいいんだよ。言われたらやめればいんだから」という声とともに響くシャッター音。スタッフの方が注意したら携帯を引っ込めて、背中を向けたらすかさず撮る。という光景が目に余ります。観戦マナーっていうか、ルールは守ろうよ……と思っても口には出せない小心者のS子。撮影は決められたエリアだけ！ とこの場を借りて言いたいです。
話を戻してタイガーはその後まさかの3連続ボギー。どうなっちゃうんだ!? 気になるけれど、タイガーの組はすごい人で、ついてまわろうとすると、ほとんど見えません。なので先回りしてグリーン周りやセカンド地点でタイガー待ち。ギャラリーの中にはタイガーの勝負カラーの赤のポロシャツを着たり、赤いアイテムを身につけたり、タイガー（トラ）の着ぐるみをきている方もいて、なんだかディズニーランドみたいです（笑）。楽しいな〜。
それにしても、出だし3連続ボギーのあとのタイガーのプレーは圧巻！ 14番から16番、3番から5番と2回も3連続バーディ。ほかにも3つバーディをとりました。ショットはピタピタとつくし、パットは入る気しかしない。鳥肌ばかり立っていて、感動しっぱなしでした！
国内の男女ツアーもいつも楽しいけど、やっぱりPGAツアーはすごい！ タイガーだけでもこんなに感動なのに、マキロイも見られるし、トミー（・フリートウッド）も見られるし、あとは大ファンのリッキー（・ファウラー）がいたら完璧だったけど、残念、彼は新婚旅行の真っ最中……。と、それはさておき、本当に最高の1日。残念だったのは、ごく一部のギャラリーのマナーだけでした。
明日以降にZOZO観戦予定のある方はマナーを守って、楽しくタイガー・ウッズと世界のトッププレーヤーたちのプレーを観て欲しいな～、と、今日改めて思ったS子なのでした。
