前半は調子が良かったのに、後半は別人のように大叩き……なんてことは我々アマチュアゴルファーにとってはよくある話だ。もしかしたらその“大叩き”の原因は集中力が切れているからかも。プロも教えるメンタルコーチ・池努が集中力に効く飲み物とその理由を教えてくれた。

集中力は効率よく使う

前回の記事では集中して練習するためのノウハウをお伝えしました。人が1日に使える集中力には限りがありますので、その集中力を効率よくゴルフの練習に使えるとレベルアップにつながりそうですね。

そして、今回はラウンドでの水分摂取と集中力の関係について紹介していきたいと思います。気軽に実践でき、効果も見込める内容になっていますので読んでみてくださいね。

水分補給と集中力

あなたはラウンド中にどれくらいの水分を取りますか? 実はこの水分摂取が集中力の維持に大きく影響している事実をご存じでしたか?季節にもよりますが多くの方がワンラウンドで500mlのペットボトルを1本以下という摂取量が一般的なようです。

言わずと知れたことですが人の脳の80%は水でできていますので、水分が不足すると集中力が落ちることは不思議ではありませんよね。

実際に、イースト・ロンドン大学とウェストミンスター大学の研究者は集中力と水分摂取の関係性について次の実験を行っています。

画像: あなたは1ラウンドでどのくらい水分補給していますか?(撮影/ 田中宏幸)

あなたは1ラウンドでどのくらい水分補給していますか?(撮影/ 田中宏幸)

知的な作業に集中する前に約0.5リットルの水を飲んだグループ(以下A)と飲まなかったグループ(以下B)を比較しました。するとAはBに比べ14%も反応時間が早くなることが発見されています。具体的には体から2%の水分が失われるだけで集中力が低下することが分かっているのです。

長距離の陸上競技やサッカー、ラグビーなどの経験者は夏場の試合で後半にかかるにつれ集中力が欠けていくことを体験済みだと思いますがこの原因は暑さより脱水によるものが大きいのです。

このように水分補給と集中力は密接に関わるものなので、おすすめはワンホールごとに(少なくとも2ホールに1度)ミネラルウォーターでのどを潤すことをルーティン化することです。メンタルサポートするプロ選手の多くも試合中はのどが渇いてからしか水分はとらない方が多いですし、驚くことに1試合で500mlのペットボトルの水も空かないという選手も多いので1試合で500mlの水を2本は空けるようにすすめています。

コーヒーは集中力アップに効く

そして、次におすすめするのがカフェイン飲料を使った集中力アップです。いつものゴルフを振り返ってほしいのですがあなたはラウンド中にどのタイミングで集中力が欠けてくるように感じますか?

ハーフを回ってお昼を取ったあと後半の9~12ホールあたり。ラスト5ホールなど、基本的に半分より後半部分で集中力の欠如を感じるケースが一般的なようです。そんなときに使えるのがコーヒーです。カフェインには交感神経を優位にする効果と認知能力の低下を防ぎ、集中力アップの効果が認められています。チェスプレーヤーを対象にしたドイツの研究では200㎎のカフェインを飲んだプレーヤーは一様に集中力が向上し、プラセボ群より勝率が高まったというのです。

画像: 食後にコーヒーを飲んで、集中力をアップさせよう(撮影/三木崇徳)

食後にコーヒーを飲んで、集中力をアップさせよう(撮影/三木崇徳)

カフェインが集中効果を発揮するのは飲んでから20、30分後ですので食事の後にコーヒーを飲む、またはラスト5ホールで集中をもう一度取り戻したいとしたら11、12ホールあたりで蓋つきの缶コーヒーやペットボトルのコーヒーを摂取することは集中力アップに効果的だと言えます。また、コーヒーのブラックが苦手だという方はカフェラテなどミルク入りでも大丈夫です。

ちなみに適量は1日400mlほどで摂取し過ぎすると不安感や焦燥感の増加や頭痛にもつながると言われていますのでご注意くださいね。今回の記事では、水分補給が集中力に関係するという内容について解説していきました。水分補給やカフェインの摂取の量やタイミングなど気軽に活かせる内容だと思いますのでピンときた方はぜひ試してみてくださいね。

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