24時間ゴルフのことを考えている“ゴルフバカ”で、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオがレッスン記事で紹介されたドリルに挑戦! 今回は、月刊ゴルフダイジェストに掲載中の「50歳からのスウィング作り」だ。飛距離アップを目指してやってみたが、これがなかなか難しかった!

年齢とともに落ちる飛距離をなんとかしたい!

みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。ドライバーでぶっ飛ばすというのはゴルフの醍醐味なわけですが、僕はあまり飛びません。しかも年齢とともに飛距離も落ちてきているような……。ゴルフは飛ばしじゃないとは分かっていても、ライバルに負けたくないし、やはり飛んでいるほうが2打目が短い番手で打てるわけですから、絶対に楽になるんですよ(曲がらなければですけどね)。

でもこの歳でもうなかなか飛距離アップなんてできないし……と思っていたら、月刊ゴルフダイジェスト1月号の「江連忠のプロジェクトE」に「50歳からのスウィング作り軌道編」というのがありました。どうやら50歳を過ぎても飛ばせるレッスンが載っているみたいなので、さっそく試してみました!

画像: 実際の誌面はコチラ。プロの練習やレッスンでよく見るひざ立ち打ちですが簡単にできるものなのでしょうか?

実際の誌面はコチラ。プロの練習やレッスンでよく見るひざ立ち打ちですが簡単にできるものなのでしょうか?

その江連プロのレッスンのタイトルは「楽して飛ばすにはフラットプレーンで球をつかまえる」。飛距離をロスしているアマチュアの多くは、スウィングプレーンがアップライトでダウンブローのカット軌道になっている場合が多く、ボールがつかまらず飛ばないということらしい。

なので、フラット軌道で低いドローを打てば飛距離はまだまだ伸びるんだって。僕もカット打ちでスライスになることが多いので、ドローで打てるようになったらまだ飛距離が伸びるかも。これは期待できます。

ではどうすればフラット軌道で打てるようになるのでしょうか? まずは素振りでフラットに振るというのがどういう動きなのかを覚えます。胸の高さにあるボールを打つようなつもりで素振りをします。切り替えしてからは右わきを締めて肘を絞るようにするのがポイント。ハンドファーストになるように振らないとダメなようです。

画像: フラット素振りを繰り返して腕の振り方を覚えましょう

フラット素振りを繰り返して腕の振り方を覚えましょう

これを繰り返しやっていると、たしかにフラットに振るというのがどういうことかが理解できますね。右わきを締めてハンドファーストに振るというのもけっこうポイントかも。

もうひとつフラット軌道が身につく練習方法が。それが「ひざ立ち打ち」。たまにゴルフ雑誌やレッスン動画とかで見かけますが、僕はひざ立ち打ちはやったことがないんですよ。けっこう難しいという話は聞きますが、これで低いドローが打てるようになればフラット軌道で振れているという証拠らしい。さっそくやってみることに。

画像: こんなに手前をダフってしまいました

こんなに手前をダフってしまいました

はい、見事にダフりました。それも大ダフリ……。ボールの40センチくらい手前の地面を打ってしまいました。さすがに1発目から低いドローが打てるとは思っていませんでしたが、ここまでダフるとも思っていなかったです。これは予想以上に難しいっす。

何回かやっているうちに少しだけコツが分かってきました。切り返しから早い段階で腕をターンさせていかないとダメなようです。それを意識して振ると、ダフることなくインパクトできるようになりました。ただ、なかなか良いあたりにはならないし、安定感もありません。

画像: 腕のターンを早めにすると上手く打てるようになりました

腕のターンを早めにすると上手く打てるようになりました

江連プロはこのひざ立ち打ちで200ヤード以上飛ぶらしいですが、僕は100ヤードも飛ばないような気がします。プロって凄いっすね。

この練習、どこに飛ぶか分からないので、空いている練習場とかでないとできないですね。ボールを打たなくても効果はありそうなので、ひざ立ちでゴムティを打つように素振りをするっていうのでもいいかもしれません。最初はダフる人が多いと思うので、ヘッドを傷つけないように気をつけてくださいね。

そして実際にフラットスウィングでボールを打つわけですが、気をつけなければいけないのは、フラット軌道で振るからと言って、バックスウィングもフラットに引いてしまわないこと。フラットに引いて、切り替えしてからもフラットに振ればいいじゃんと思いますが、アマチュアはなかなかこれができないんですよ。

飛ばない人の多くはバックスウィングはフラットなのに、切り返しで上体から当てに行ってしまいヘッドが上から入ってきます。いわゆる「逆ループスウィング」になっているんですな。なのでカット軌道でボールがつかまらない。

プロゴルファーはアマチュアとは逆で、バックスウィングは右肩のラインくらいの高さに上げてからループを描き、インパクトでは低いところから下りてくるのです。だからシャローインパクトで強いドローボールが打てるんです。この動きをするためには腕は力まずに、下半身リードでの切り返しが必要なのですが、これがアマチュアはなかなか難しい。僕もそうなのですが、どうしても切り返しで上体に力が入っちゃって、クラブを低いところに落とせないんですよね。

画像: 大げさな動きをして体に覚え込ませましょう!

大げさな動きをして体に覚え込ませましょう!

なかなか難しい動きですが、この動きができないとシャローインパクトはできないので、ゆっくりとした素振りでしっかりとこの動きを体に覚え込ませるのが必要ですね。今までと違う動きを覚えるのってなかなか難しいので、最初はできるだけ大げさにループを描く素振りをしたほうがいいと思います。3回くらい大げさな素振りをして、それから1球打ってみるみたいな練習を繰り返しやると効果があるんじゃないでしょうか。

カット打ちでの弱々しいスライスとおさらばして、ランの出るドローボールを打てるようになれるのなら、こういう練習をコツコツするのもいいかもしれませんね。まだまだ飛距離は諦めませんよ!

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