「自分の目指すスウィングがなんとなく見えてきた」(松山)
プレジデンツカップはインターナショナルチームにとっては少しほろ苦い結末になったが、最終的に松山本人は2勝1敗1分とチームに貢献した形で2019年の戦いを終えた。
今年の9月に2019-20シーズンが始まってから、松山自身、調子を上げてきていたが、ショットに関してはその力を存分に発揮できた一週間だったように見えた。
ショット復調の要因はどこにあるのか? 渡豪の前の12月頭に、我々月刊編集部は都内某所にてインタビューを敢行。大舞台を前にした彼にいろいろと話を聞いていたのだった。そこで彼の口から衝撃の発言(月刊GD的には!)があったのだ。
「(ブッチに)一回だけ習いにいきました」(松山)
なんとあのブッチ・ハーモンの元を訪れて、スウィングのアドバイスをもらっていたというのだ。
ブッチといえば、言わずとしれたアメリカを代表する名コーチ。タイガー・ウッズやダスティン・ジョンソンをはじめ、その教え子たちは数々のタイトルを獲得してきた。
そういえば、10月にラスベガスで行われた「シュライナーズホスピタルforチルドレンズオープン」の試合のあと、ミックスゾーンで、ブッチと松山が何やらゴニョゴニョと密談していたのを目撃していたっけ。
以前より、松山とブッチの二人は練習場などで会話するシーンはあったが、思い返せば、あのときはけっこう長話だった記憶がある。
ブッチ・ハーモンはまさにラスベガスが地元。そこにレッスンスタジオをもっているので、松山は試合の前後にブッチの元を訪れたようだった。
となると、松山のショット復調はブッチのおかげか。松山は我々のインタビューでそのあたりの明言は避けた。
「ブッチからアドバイスはもらいました。でも、もう一人よく話すコーチもいて、その人たちの話を総合したら、自分の目指すスウィングがなんとなく見えてきたんです」(松山)
ブッチとのやりとり以降、アプローチの打ち方を変えたという松山。単純にショートゲームのためではなく、ショットのベースを作るためにアプローチの打ち方を変えたというのだ。
「いろんな人の話を聞くとやっぱりそこにたどり着くんですよね。結局言っていることはみんな一緒だなって。それでやってみようと思いました」
一人の特定のコーチをつけたがらない松山も、やはりアメリカにいる大御所コーチ陣の意見は進んで聞きにいっているようだ。
「いろんな人と話をして、それで自分に対してどういう意見があるのかを聞いているんです。それで聞いた話をとりあえずやってみて、取り入れられそうなら、今のスウィングにプラスして入れてみるんです」
あくまで貪欲。自分のスウィングにプラスになることは積極的に耳を傾け、トライ&エラーを繰り返す……。
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