タイガー・ウッズのイメージでスウィング! したつもりがスマホで動画を見ると、それとはかけ離れたスウィングをしている自分……。しょせん、アマチュアにプロの真似は無理なのか? 関東在住匿名5下シングル氏は「いえいえ、真似すべき点はありますよ」と言うのだが……それって、どこ!?

イメージはタイガー。だけどスマホで撮ると、大違い

みなさんは、普段どんなイメージでスウィングしていますか? 古くは中嶋常幸プロ、ちょっと前だと伊沢利光プロ、最近だと石川遼プロ、タイガー・ウッズといった選手たちのスウィングには憧れますし、そんなイメージで振っているという人は少なくないと思います。

ただ、最近はスマホが普及して、前よりも自分のスウィングを見る機会が増えました。タイガー気分で振っているのに、実際のスウィングは全然違うんですよね(笑)。

「オレのスウィングってこんなにカッコ悪いのか」と落ち込んでしまいそうになりますが、私はこのように自分がどのように動いているかを知ることはとても大切だと思っています。

アマチュアゴルファーですから、プロのように美しく、パワフルにスウィングすることはそもそもできませんし、する必要もありません。でも、参考になる点はあると思います。具体的には、スウィング中のクラブのポジションです。

たとえばプロのスウィングを見ると、ハーフウェイダウンの際に、でフェース面が正面、もしくは下を向いている人が多いですが、アマチュアの場合空側を向いているケースが多く見られます。フェースが開いてしまっているんですね。

画像: トッププロのスウィングは綺麗でパワフルだが、同じように振るのは無理。そんなプロたちのスウィングで真似するべきところもあるという

トッププロのスウィングは綺麗でパワフルだが、同じように振るのは無理。そんなプロたちのスウィングで真似するべきところもあるという

もちろん、人それぞれやり方は異なり、正解はありませんが、プロのスウィングにはクラブの位置、フェースの向きなど、共通している部分もあります。そういった点は参考にしてもいいのではないでしょうか。

たとえばシャンク持ちの人は、バックスウィングでフェースを思い切り開きながら、クラブヘッドを思い切りインサイドに引いていたりします。プロと自分のクラブのポジションを見比べることで、「なんか変かも」と気がつくことはできるはず。

一方、気をつけたいのはスウィング自体のカタチにとらわれてしまうことです。マキロイ、タイガー、渋野日向子プロ……ついつい真似したくなってしまいますが、ゴルフはキレイなスウィングをするのが目的ではありません。

スイングは千差万別。でもスウィング中のクラブのポジションは、あまり個性的でないほうが、再現性は高まります。適正なポジションを知り、そこにクラブを導くためには手元の位置はどこがいいのか……そんな順番で考えたほうが、より再現性の高いスウィングへとたどり着きやすいと思いますよ

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