実際に売れたのは価格の下がった「マークダウン品」も多かった
まずは今年(12月20日現在)の全国のゴルフ5で売り上げたアイアンの年間売り上げトップ10を紹介。
1位 ダンロップ ゼクシオ テン
2位 ヤマハ インプレスUD+2
3位 テーラーメイド M6
4位 テーラーメイド M4
5位 ダンロップ ゼクシオ クロス
6位 キャロウェイ APEX
7位 ダンロップ スリクソンZ585
8位 キャロウェイ ローグスター
9位 本間ゴルフ ビジール535
10位 タイトリスト 718AP3
堂々の1位に輝いた2017年発売の「ゼクシオ テン」は2位の売り上げ数から1.5倍以上引き放した‟独走状態“での年間NO.1だったという。
そして、12月にはニューモデル「ゼクシオ イレブン」と「ゼクシオ エックス」が発売。前モデルとなった「ゼクシオ テン」がマークダウンされた9月に年間の最高売り上げ本数を記録しているところからも「ずっと前から欲しかったモデルいよいよ手に届く価格帯にまで下りてきた!」と人気が再燃した格好だ。
トップ10のモデルからもわかる通り、売上上位は‟代落ち”となったマークダウン品が中心。今年発売された新作アイアンのみでのトップ10は、以下のようになる。
1位 テーラーメイド M6(2月発売)
2位 ダンロップ ゼクシオ クロス(3月発売)
3位 キャロウェイ APEX(2月発売)
4位 ピン G410(3月発売)
5位 キャロウェイ エピック フォージド スター(8月発売)
6位 タイトリスト T200(8月発売)
7位 テーラーメイド M5(2月発売)
8位 キャロウェイ X フォージド スター(8月発売)
9位 ブリヂストンゴルフ ツアーB JGR HF3(9月発売)
10位 タイトリスト T300(8月発売)
ランキングからもわかるように1位~4位までが2~3月に発売された新作で、5位以降に8月以降に発売された新モデルが集中している。
「今年発売モデルに限れば、現時点ではテーラメイドの『M6』アイアンがもっとも売り上げを記録していますが、3位のキャロウェイ『APEX』との差は全国の売り上げ総数でも500セット以内の差と拮抗しています。さらに8月発売以降のタイトリストの『Tシリーズ』やブリヂストンの『JGR HF3』なども発売以降、順調な売り上げを記録しています」(ゴルフ5マーケティング担当者)
販売期間が異なるだけに「2019年のNO.1アイアン」の定義づけは、来年の春ごろまで待つ必要がありそう。どれがもっとも相応しいのか、年末年始にショップに足を運び、自分の手でたしかめてみるのもよさそうだ。