昨季、プロ入り6年目にしてツアー初優勝、そして2勝目を挙げた柏原明日架は自己最高の賞金ランキング11位でフィニッシュ。今シーズンは賞金ランキングトップ10に入るため、シャフトをすべてチェンジした。そんな彼女のクラブセッティングとは?

ドライバーからウェッジまで「ツアーAD」で統一

昨年はツアー初優勝を含む2勝を挙げた柏原明日架。今年はもうひとつ上のレベルへステップアップすることを自らに課している。 そのために必要なのは「フェアウェイキープ率」と「パーオン率」を上げることだと分析。そこで柏原が行ったのが、シャフトすべてをチェンジすることだった。

画像: 柏原明日架の14本(※調整中のため15本入っています)

柏原明日架の14本(※調整中のため15本入っています)

「課題はフェアウェイキープ率とパーオン率ですが、とくにパーオン率は50位以内に入ったこともほぼないんです。ここを改善しないともっと上にはいけないなと思いました。スウィングはよくなっていたので、シャフトをすべて見直すことにしました」

画像: ツアーADに一新!

ツアーADに一新!

柏原がクラブをチェンジするには3つの段階がある。まず「打ってみていい球が出る」こと。次に 「データを計測していい数字である」こと。最後に「コースで試して納得ができた」場合にチェンジする。選んだのは、ツアーAD TP。これを、ドライバーから11番ウッドまでに採用している。アイアンとウェッジはツアーAD AD-85だ。

「思い切ってシャフトを替えたことで、感覚的にも、数値的にも納得いくものになりました」

柏原は数字をかなり重視している。感覚だけに頼らず結果を何よりも大事にする。今回はシャフト にとどまったが、それでもここまでのチェンジは今までにないもの。だからこそ試合での結果が良くても悪くても楽しみだと柏原は嬉し そうに話す。

【柏原明日架の14本】

1W:キャロウェイ ローグスター(9.5度、ツアーAD TP-5、S)
4W:キャロウェイ ローグスター(17度、ツアーAD TP-5、S)
7W:キャロウェイ ローグスター(21度、ツアーAD TP-6、S)
9W:キャロウェイ ローグスター(23度、ツアーAD TP-6、S)
11W:キャロウェイ ローグスター(25度、 ツアーAD TP-7、S)
6I~PW:キャロウェイ APEX(ツアーAD AD-85、S)
48度、52度、56度:キャロウェイ マックダディ4(ツアーAD AD-85、S)
PUTTER:オデッセイオーワークス2ボール
BALL:キャロウェイ クロムソフトX TT

週刊ゴルフダイジェスト4/21号「pro's spec」より。撮影/有原裕晶

画像: 50グラム台の2019年最新カスタムシャフト4モデルを比較試打! youtu.be

50グラム台の2019年最新カスタムシャフト4モデルを比較試打!

youtu.be

This article is a sponsored article by
''.