ドライバーとアイアンのスウィングは変えるor変えない?
「長さも重さも形も違うのに、ドライバーとアイアンでスウィングは同じでいいのか……」
今月号の巻頭特集では、そんな〝ゴルファー永遠のテーマ〟を徹底検証しています。
変える派・変えない派、それぞれのプロやコーチ、クラブデザイナーなどに取材を進めるうちに、新たな実態が見えてきました。
「僕たちプロは、ドライバーとアイアンの打ち方はそろえたほうがいいと思います。実際は、クラブの長さやボール位置が圧倒的に違うので、客観的に見ると2つのスウィングは違うんですが、振っている本人の体内感覚的には同じにしたいんです」
とは、スウィングをそろえる派プロの石川遼。
「ぜんぜん性能の違うクラブなので同じではないと思います。飛ばすものと狙うものでは別のスウィングで考えないと。ドライバーは飛ばすために遠心力を最大にし、ヘッドを感じて打ちたい。アイアンは狙うためにスピンが必要なので、上から打ち込みます」
とは、スウィングを変える派プロの堀川未来夢。
誌面では、変える派・変えない派のプロとコーチのガチンコ討論や、クラブデザイナーが使用クラブから考えたスウィングを変える境界線など、変えるべきか否かを徹底究明しています。
アイアンはいいのに、ドライバーはイマイチ……という人は、お悩み解消のヒントが見つかるかもしれませんよ!
自宅でできる〝キャリー1Y〟のショット練習
コースにも練習場にも思うように行けず、家の中ではパット練習くらいしか……なんてお悩みの方に朗報です!
「室内でだってスウィングの基礎が身につく絶好の練習法があります!」と話すのは多くの女子プロのコーチを務める森守洋プロ。
「私の師匠の陳清波プロは、小さな振り幅で1ヤードだけキャリーさせる〝ワッグルショット〟をスウィング作りの基礎として推奨していました。この〝ワッグルショット〟は、体は使わず手元の動きでバックスウィングをし、ダウンスウィングでその手元を押し込み、ハンドファーストでボールをとらえる練習。一見アプローチ練習の様に見えますが、実はスウィングの基礎中の基礎となる正しい手の動きを見につける、凄く有効な練習方法なんです」(森プロ)
他にも、小さな動きの〝ワッグルショット〟からフルショットまで大きくする方法や、その時の注意点などもご紹介しています。ダウンブローでボールをとらえる〝インパクトの真実〟を、ぜひ体感して下さい!
40代以上の8割は〝ぎっくり腰〟予備軍⁉
全国で7000万人以上が悩まされているとも言われている腰痛。
なかでも、ラウンド中でも構わず突然襲ってくる〝ぎっくり腰〟はゴルファーの天敵だ。
「柔軟運動とかしっかりやった方がいいんだろうけど、面倒だし。まぁ、自分は大丈夫でしょ」……なんて思っている人ほど〝ぎっくり腰〟危ないですよ!
「現代人は、肥満や運動不足、無理な姿勢での長時間に及ぶ座り仕事など、知らず知らずのうちに体に負荷をかけています。だからこそ毎日のケアが大事。虫歯予防や歯茎の衰えを防ぐために、毎日歯磨きをしますよね。腰も一緒。腰のケアをすることによってぎっくり腰は予防でき、再発も防止できます」
と言うのは、腰痛の権威として様々なメディアで活躍する大谷晃司教授。
ぎっくり腰の原因や予防方法、危険度チェック、そして腰のケアの方法までご紹介しています。
たった30分でぎっくり腰を治す腰再生エクササイズも必見です!
あなたにピッタリ合うウェッジが丸わかり!ウェッジ大百科
自分に合うウェッジが見つかれば、アプローチがもっと楽しく、上手くなるはず!
7月号のセンター付録は、ウェッジの命であるソール形状&バウンス角を徹底分析した「3打目がワクワクする!ウェッジ大百科」
雑誌本体から取り外しができる保存版です。
「ソールが地面に触れてから、フェース面にボールが乗っていくのが正しいウェッジワーク。ある意味、ウェッジはソールがすべて。
だから様々なソール形状、バウンスの工夫があるのです。どんな球で寄せたいかによって、やりやすいソール形状があるんです」
と言うのは、繊細な感覚でウェッジを的確に分析してくれた福永和宏プロ。
最新ウェッジ30モデルを、球筋のイメージやテクニック優先かやさしさ優先かによって4タイプに分類。また、花道・ラフ・バンカーなどの状況別の使い勝手など、それぞれのウェッジの性能を丸裸に!
あなたの寄せ方にピッタリ合う、相棒ウェッジが見つかるはずです!
3人の〝斜面名人〟たちの知恵を集結!
斜面の打ち方はセオリーが大事とよく聞きますが、そのセオリーも言う人によってマチマチ……。「斜面なりに立つ、逆らって立つ、どっちが正しいんだっけ?」
そんなモヤモヤを斜面名人たちが一挙解決!
使うクラブ別に、それぞれのシチュエーションで明快な答えを出してくれました。
誌面では、斜面の名手3人が基本のアイアン・フェアウェイウッド・9番以下のショートアイアン、それぞれのクラブで、シチュエーション別に詳しく解説しています。
なかには、セオリーをちょっと変えることで、目標をストレートに狙える……なんていう方法も。
まさに〝斜面〟克服の虎の巻。斜面からバーディチャンスにつけることも夢じゃありません。
紹介した特集以外にも、空いた時間で気軽にできるDIYクラブチューン特集や、渋野日向子のコーチ、青木翔のインタビューなども掲載。特集はもちろん連載ページも、上達のヒントやお役立ち情報が盛りだくさんです。
続きは、現在発売中の月刊ゴルフダイジェスト2020年7月号でチェックしてください!