96歳に至る今日までに、エージシュート1472回の大記録を達成した鉄人ゴルファー・植杉乾蔵氏と、その妻で乾蔵氏を「ケンゾーさん」と呼ぶ千枝子氏。夫婦で末永くゴルフを楽しむために実践してきた健康長寿の秘訣を、2人の著書「エージシュート記録1472回(更新中)植杉家の暮らしかた」よりご紹介。

ゴルフ日記に道具の手入れ。几帳面なケンゾーさんです

以前、野球選手がバットを抱いて寝ているという話を聞いたことが あります。神頼みならぬ道具頼みでしょうか。ケンゾーさんも抱いて寝るというところまではいきませんが、やはり道具を大事にします。

たとえばラウンドを終えた日は、家に戻るとすぐにその日使用した道具の確認をして、クラブや靴をていねいに掃除し、磨きます。実は、自分の手入れを終えると、私の分も磨いてくれます。ですから、ラウンド後の夕方は、私は洗濯や夕飯の支度、ケンゾーさんは黙々とゴルフ道具の手入れというのがわが家の風景です。

ケンゾーさんは「その日使った道具は、その日のうちに汚れを落とす。手入れをするまでがゴルフ」と言います。すっかり習慣になっているため、掃除をさぼると逆に落ち着かないのだとか。どんなに疲れていても楽しそうです。ここばかりは私が口をはさめることはありません。

元来、几帳面なケンゾーさん。一般に言われている血液型A型の特徴が出ているようで、道具の手入れ以外にも、「ゴルフ日記」をずっとつけています。同じ日付に5年分書き込める「5年日記」を愛用しており、そこに毎回、ラウンドした仲間の名前、自分の成績、感じたこと、反省などをこまめに記載しているのです。

画像: 自身がエージシュートを達成した際のスコアカードも欠かさず保管しているという

自身がエージシュートを達成した際のスコアカードも欠かさず保管しているという

今でこそ、エージシュートの記録は私がパソコンで管理していますが、整理し始めたときに過去のものはこのゴルフ日記がベースになり、ケンゾーさん自身は今も日記をつけています。道具をラウンド後にきちんと手入れし、次のラウンドに備えるとか、ゴルフ日記を几帳面につけるといったことは、頭と体のリハビリにつながり、老化を防止するひとつの方法となっているようです。

「エージシュート記録1472回(更新中)植杉家の暮らしかた」(ゴルフダイジェスト社)より。語り手:植杉千枝子氏

画像: 左足下がりの攻略、キーポイントは謎の円!?美人プロ・江澤亜弥がやさしくレッスン!【100切り】 youtu.be

左足下がりの攻略、キーポイントは謎の円!?美人プロ・江澤亜弥がやさしくレッスン!【100切り】

youtu.be

This article is a sponsored article by
''.