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1993年生まれ、群馬県出身の青木瀬令奈(あおき・せれな)。日本女子プロ選手権で4位に入るなど、コンスタントに成績を残し、5年連続シードを維持。ファンへの“神対応”も話題のプロ。そんな彼女の選ぶ14本のクラブとは?

“超感覚派”で6年連続シード権獲得へ! クラブ選びは感性が大事

青木は新しいものを試すタイプの選手だ。昨年(2019シーズン)は6回もドライバーを替え、つねにいいものを探し求めている。またそのクラブ選びには自分自身の感性が大きくかかわってくるという。

「私のクラブ選びは持った瞬間にほぼ決まります。持った瞬間の感覚でヘッドの利き具合や、シャフトのしなり感で、合う合わないがわかるからです。今のクラブは打感や振った感じがよく、球が上がりやすいのでこの1本に落ち着いています」

画像: “超感覚派”で6年連続シード権獲得へ! クラブ選びは感性が大事

もうひとつ、青木のこだわりはフェアウェイウッドとユーティリティだ。もともとフェアウェイウッドが好きという青木は9番ウッドまで入れている。

「なぜ好きかというと、一番は球が上がりやすいからです。あとラフに強いことも好きな理由のひとつです。アイアンだと芝にからむイメージが出てしまうのですが、フェアウェイウッドにはそれがないので多用しています。ユーティリティを入れているのは風に強いから。9番ウッドはユーティリティに比べて少し風に弱いので、そういうときに便利です」

青木はドライビングディスタンス92位と決して飛ばし屋ではない。それでも、5年連続シード権を獲得できているのは、2打目以降で使用することが多いショートウッドやユーティリティの精度が高いことが理由のひとつだろう。

つねによいものを選び、感性を研ぎ澄ましてツアーを戦い抜く青木。今年6年連続シード権獲得と2勝目を狙う。

週刊ゴルフダイジェスト7/7号「pro's spec」より。撮影/大澤進二

【青木瀬令奈の14本】
1W:ゼクシオ エックス(9.5度、アッタス11(5)、硬さ:R)
3W:スリクソン F85(15度、アッタス クール(6)、硬さ:R)
5・7・9W:スリクソン イレブン(18・20・23度、アッタス クール(6)、硬さ:R)
5・6UT:スリクソン H65(17・21度、アッタス(65)、硬さ:R)
7I~PW:ゼクシオ エックス(NS850、硬さ:R)
AW:ゼクシオ エックス(49度、NS850、硬さ:R)
SW:グラインドスタジオ プロト(58度、NS850、硬さ:R)
PUTTER:スコッティキャメロン ニューポートⅡ

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