ジョン・ラームの優勝で幕を閉じたPGAツアー「メモリアル・トーナメント」。その最終日、13番ホールでのフィル・ミケルソンの選択がSNSで話題となっている。なんと残り78ヤードで、パターを握ったのだ。

78ヤードのパッティング、その結果は!?

先週末開催されたPGAツアー「メモリアルトーナメント」。ジョン・ラームの優勝に終わった今大会だが、その最終日のフィル・ミケルソンのある一打が話題となっている。なんとミケルソン、“78ヤードのパット”を打ったのだ。

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それは13番ホール、447ヤードのパー4での出来事。ティショットをピンまで残り78ヤード地点につけたミケルソンは、なんとウェッジショットでグリーンに乗せるのではなくパターで転がして寄せることを選択。

ちなみにグリーンのすぐ左手前にはバンカーがあり、ピン位置はグリーンの左寄り、ちょうどバンカーの奥に当たる位置だ。右から左へ流れるような傾斜となっていた。

画像: メモリアルトーナメント最終日の13番ホール、残り78ヤードのセカンドショットでなんとパターを選択したフィル・ミケルソン(写真は2019年の全米オープン 撮影/有原裕晶)

メモリアルトーナメント最終日の13番ホール、残り78ヤードのセカンドショットでなんとパターを選択したフィル・ミケルソン(写真は2019年の全米オープン 撮影/有原裕晶)

傾斜を考慮したのかピンよりも大幅に右方向へ勢いよく打ち出すも、さすがに78ヤードともなればミケルソンでも距離感は合わず、結果は大ショートしてグリーンオン失敗。むしろ、あわやグリーン左手前のバンカーにハマってしまうところだった。

しかし、そこからの3打目はミケルソンの十八番とも言える、高く上げるロブショットできっちりベタピンに寄せ、このホールをパーとした。

今年50歳を迎えた天才レフティだが、その柔軟なプレーぶりはまだまだ衰えることはなさそうだ。

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