日本のクラブメーカー「三浦技研」の海外展開ブランド「MIURA GOLF」が、ゴルフ界のレジェンド、“帝王”ジャック・ニクラスとコラボしたアイアンを発表した。神の手と呼ばれる三浦技研のレジェンド・三浦勝弘氏とニクラスとが生んだアイアンとは!?
「三浦技研」といえば、鍛造アイアン最高峰のひとつとして、熱狂的なファンを多数抱えるメーカー。日本以外でもその評価は高く、「MIURA GOLF」として海外でも人気を集めている。そんなMIURA GOLFが、“帝王”ジャック・ニクラスとコラボしたアイアンを発表した。
なぜニクラスが!? 実はニクラス、2014年に兵庫県姫路市にある三浦技研の工場を訪問している。その際に“神の手”の異名を誇る同社会長の三浦勝弘氏と互いにリスペクトする関係となり、両者の関係から誕生したというのがことの次第のようだ。
ベースとなったのは、「MB-001」というブレードタイプのアイアンだが、ニクラスの意見が採り入れられて、元モデルよりもソールをフラットに。一方で、バウンスはアイアンの標準的な仕様になっている。これはシャローなスウィングのニクラスが様々な芝に対応できるようにするための設計だという。
また、ネックを削ることで元モデルと比べて標準的なオフセットになり、構えたときにニクラス好みの見た目になっているという、まさに“ニクラス仕様”に仕上がった1本と言えるだろう。
気になる発売日は、2021年初頭。価格は3番からPWまでのセットで2750ドル(30万円弱)とのことだ。三浦の職人魂とニクラスのこだわりが詰まったアイアン、気になる方はチェックしてみてはいかがだろうか。