今年で4回目となる週刊ゴルフダイジェストの名物企画「プロゴルファー総選挙2020」の結果を発表! 今回は男子プロ編をお届けする。

「好きな男子プロ」部門は、石川遼が松山英樹にダブルスコアで1位

まずは「好きな男子プロ」部門。今回は海外プロのセレクトもオッケーだったので、米ツアーからはタイガー・ウッズやリッキー・ファウラーらも入り交じるランキングとなった。

【好きな男子プロ】部門ベスト20
1位:石川遼 108票
2位:松山英樹 48票
3位:時松隆光 33票
4位:今平周吾 28票
5位:藤田寛之 22票
6位:タイガー・ウッズ 19票
7位:リッキー・ファウラー 12票
8位:中西直人 10票
9位タイ:ダスティン・ジョンソン 9票
9位タイ:小平智 9票
11位:池田勇太 8票
12位:ジャンボ尾崎 7票
13位:片山晋呉 6票
14位:星野陸也 5票
15位:とくにいない 4票
16位タイ:フィル・ミケルソン 3票
16位タイ:ブライソン・デシャンボー 3票
16位タイ:宮里優作 3票
16位タイ:深堀圭一郎 3票
16位タイ:谷口徹 3票
16位タイ:市原弘大 3票

そんな中、1位に輝いたのは石川遼。2位の松山英樹(48票)にダブルスコア以上の差をつける108票を獲得した。「すがすがしい」(60代男性、広島県)、「信念がある」(50代女性、福島県)と、プレー以外の部分でも評価が高い。「華がある」(50代男性、北海道)との意見多数。裏を返せば、石川が占める得票率の高さからも、日本ツアーの“遼くん頼み”が浮き彫りになる結果となった。

画像: アマチュア時から絶大な人気を誇る石川遼が「好きな男子プロ」部門1位となった(写真は2019年のANAオープン 撮影/姉崎正)

アマチュア時から絶大な人気を誇る石川遼が「好きな男子プロ」部門1位となった(写真は2019年のANAオープン 撮影/姉崎正)

ただ、3位には“ゲンちゃん”こと時松隆光がランクイン。「ゲンちゃん、いい!」(40代男性、東京都)と、そのユニークなキャラクターが認知され始めたのか、松山に次ぐ33票を集めるなど明るい兆しもあった。

男子ゴルフ界では、最近時松の“キャラ立ち”が顕著だが、ランキングの随所に名前が出るようになったのが中西直人(8位)。「元気で楽しい。男子ツアーを牽引してくれそう」(50代男性、愛知県)、「ツアーを盛り上げようとする意気込みが伝わる」(50代男性、岐阜県)、「しゃべりがおもろい」(40代男性、東京都)と、こちらもナイスキャラ候補。

画像: 中西直人の振る舞いがツアーファンたちの心をつかみ、8位にランクイン(写真は2019年の関西オープン 撮影/姉崎正)

中西直人の振る舞いがツアーファンたちの心をつかみ、8位にランクイン(写真は2019年の関西オープン 撮影/姉崎正)

海外勢ではタイガーの存在感は別格として「リッキー・ユタカ・ファウラー!」(50代男性、千葉県)と、ミドルネームを挙げて熱烈応援するリッキーファンも。

そのほか、男子プロの少数意見としては、「浅地洋佑は母親孝行のいい子」(50代男性、東京都)、「武藤俊憲はスウィングのお手本です」(30代男性、埼玉県)、「ショーン・ノリスのスウィングが自分と似ている」(50代男性、神奈川県)、「ブレンダン・ジョーンズの、子どもたちにサインしにいくところ。いいと思う」(40代男性、福島県)などなど、みなさんよく見ていらっしゃる。

「男子プロと一緒に働くとしたら?」上司1位は芹澤信雄、部下1位は石川遼

「上司にしたい男子プロ」部門では、芹澤信雄が2位以下を大きく引き離し、58票を得て1位となった。

【上司にしたい男子プロ】ベスト10
1位:芹澤信雄 58票
2位:ジャンボ尾崎 22票
3位:中嶋常幸 20票
4位:藤田寛之 20票
5位:青木功 19票
6位:丸山茂樹 18票
7位:倉本昌弘 17票
8位:とくにいない 15票
9位:石川遼 14票
10位タイ:宮里優作 12票
10位タイ:尾崎直道 12票

藤田寛之、宮本勝昌らを育てた実績やレッスン番組の影響が大きそうだ。「的確な指示を出しそう」(50代男性、千葉県)。コメントを見る限り、間違っても「あとはいい感じでよろしく」などと言わなさそうなイメージがあるようだ。

画像: 藤田寛之、宮本勝昌らプロゴルファーを育てた実績、そしてレッスンが評価され、芹澤信雄が「上司にしたい男子プロ」部門で圧倒的な1位を手にした(写真は2017年のVISA太平洋マスターズプロアマ 撮影/姉崎正)

藤田寛之、宮本勝昌らプロゴルファーを育てた実績、そしてレッスンが評価され、芹澤信雄が「上司にしたい男子プロ」部門で圧倒的な1位を手にした(写真は2017年のVISA太平洋マスターズプロアマ 撮影/姉崎正)

【部下にしたい男子プロ】ベスト10
1位:石川遼 82票
2位:時松隆光 70票
3位:今平周吾 28票
4位:松山英樹 25票
5位:とくにいない 22票
6位:池田勇太 15票
7位:宮里優作 9票
8位:星野陸也 8票
9位:中西直人 7票
10位:香妻陣一朗 6票

「部下にしたい男子プロ」部門では、「気配りしつつ結果も出せる」(50代女性、福島県)石川遼(82票)が1位なのは“テッパン”として、時松隆光がその石川に迫る70票を獲得したのが印象的。

画像: 時松隆光が「部下にしたい男子プロ」部門で石川と僅差での2位に(写真は2019年のブリヂストンオープン 撮影/岡沢裕行)

時松隆光が「部下にしたい男子プロ」部門で石川と僅差での2位に(写真は2019年のブリヂストンオープン 撮影/岡沢裕行)

ただ、票を集めた理由が「頼んだらなんでもやってくれそう」(30代男性、大分県)、「なんでも『はいっ』って言ってくれそう」(30代男性、愛知県)というのがちょっと面白い。

「JGTO次期会長を選ぶなら?」 石川、丸山が人気を集めた

「次期JGTO(日本ゴルフツアー機構)会長を選ぶとしたら?」という投票では、石川遼(1位、66票)と丸山茂樹(2位、49票)が競り合った。

【時期JGTO会長になってほしい人】部門ベスト10
1位:石川遼 66票
2位:丸山茂樹 49票
3位:中嶋常幸 38票
4位:青木功 29票
5位:わからない 18票
6位:ジャンボ尾崎 16票
7位:深堀圭一郎 12票
8位:芹澤信雄 11票
9位:川淵三郎 8票
10位:タケ小山 7票

石川は「求心力がある」(50代男性、埼玉県)、丸山は「アメリカ経験が生きる」(50代男性)などが代表的な意見だ。「ほかに誰がいる?」(30代男性、埼玉県)と、消去法で現状の青木功体制を推す声も。

画像: 丸山茂樹をJGTO会長に推す声も多かった(写真は2016年のANAオープン 撮影/岡沢裕行)

丸山茂樹をJGTO会長に推す声も多かった(写真は2016年のANAオープン 撮影/岡沢裕行)

ゴルフ界以外で複数の票を集めたのが実業家の前澤友作や大塚達也・アース製薬会長、かつてJリーグチェアマンを務めた川渕三郎など。「孫正義の資金力があればスポンサーに頼らなくてすむ」(50代男性、北海道)といった意見も。

画像: 大のゴルフ好きとして知られる実業家・前澤友作氏を会長候補に推す人も(撮影/中居中也)

大のゴルフ好きとして知られる実業家・前澤友作氏を会長候補に推す人も(撮影/中居中也)

そのほか「JGTOは出川哲朗からサービス精神を学ぼう」(20代男性、神奈川県)といったコメントも。堀江貴文をJGTO会長に推す神奈川県の50代男性は「ほんとうはカルロス・ゴーンがいいけど」とのこと。「原辰徳」(50代男性、東京都)の声もあったが、道は険しい!?

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