先週開催された欧州ツアー「ヒーローオープン」。2002年以来、18年ぶりの開催となった同大会の最終日に起こった“とある珍事”が話題となっている。

欧州ツアー「ヒーローオープン」の開催コース、フォレスト・オブ・アーデン・マリオット・ホテル&カントリークラブの17番ホールのグリーン右側には池があり、その池には「ヘンダーソンズアイランド」という愛称がついた小島が浮かんでいるのだが、同大会最終日、ジョエル・ショーホルムという選手が17番で放ったセカンドショットがちょうどその小島で止まってしまった。

画像: ウォーターショットはしばしば見るが、ボートに乗って打ちに行くのは珍しい(写真はイメージ 撮影/岡沢裕行)

ウォーターショットはしばしば見るが、ボートに乗って打ちに行くのは珍しい(写真はイメージ 撮影/岡沢裕行)

池ポチャはしていないものの打ち直し……かと思いきや、なんとジョエルはボートに乗りこみ、件の小島にランディング。スウィングの邪魔にならないよう、立てられていた看板をズラしてアプローチショットを放ったのだ。

Twitter: @EuropeanTour tweet

twitter.com

アプローチはグリーンをわずかにオーバーしたものの、17番ホールをジョエルはボギーで上がり、通算1オーバーで22位タイでフィニッシュとなった。

Twitter: @i tweet

twitter.com

試合中にシューズと靴下を脱いでウォーターショットを披露する選手はいるし、選手が船で渡るグリーンも存在する。だが、試合の最中にボートに自ら乗り込み、島に渡ってショットする選手の姿を見るのは当たり前だが異例。1打にかけるプロの執念、さすがというべきだろうか。

This article is a sponsored article by
''.