ブリヂストンの人気ブランド「ツアーB」シリーズの最新モデルが発表された。いったいどのような性能になっているのか、ドライバーからウェッジまでご紹介しよう。

ねじれない弾道でより遠くへ飛ばす「ツアーB X」ドライバー

新たなツアーBシリーズはドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、そしてアイアン3モデルにウェッジ2モデルをラインナップ。

画像: ツアーB Xドライバー

ツアーB Xドライバー

ニューモデル「ツアーB X」ドライバーは、ねじれない弾道でより飛距離を追求したクラブ。クラウン部には新設計の「ハニカムストリング」を採用。トウヒール方向(構えた際の縦方向)の剛性を強く、フェースバック方向(構えた際の横方向)を弱くすることで、インパクト時のたわみの復元力を高め、ねじれない弾道で高初速・高打ち出しを実現しているという。

画像: ツアーB Xドライバーの構えた見た目

ツアーB Xドライバーの構えた見た目

また、前作の「ツアーB JGR」にも採用されていた、フェースを裏側から突起で抑える「サスペンションコア」も引き続き採用。これによって、フェース面上の高初速エリアの拡大も果たしている。

画像: ツアーB Xドライバーのフェース面。ヘッド内部、フェース面の裏側には「サスペンションコア」を搭載

ツアーB Xドライバーのフェース面。ヘッド内部、フェース面の裏側には「サスペンションコア」を搭載

ソール後方には着脱可能な7グラムのウェートをトウ~ヒール側に調整できる「アジャスタブルカートリッジ2.0」を搭載。スウィングに合わせて5段階の調整を行うことができる。

すでにテストした契約プロからも好評のようで、堀川未来夢や古江彩佳らも弾道がねじれない点を評価。関藤直煕は、なんとマイクラブと比較してプラス22.6ヤードも飛距離アップしたという。

ヘッドサイズは460ccで、ロフト角は9.5度と10.5度の2種。シャフトはグラファイトデザイン製のオリジナルシャフト「ツアーAD TX3-5」をはじめ5モデルから選べる。

FW、UTにもドライバーと同じ技術を搭載

フェアウェイウッド「ツアーB X-F」、ウッド型ユーティリティの「ツアーB X-H」に関してもドライバーと同様に、フェース裏側のサスペンションコアを搭載。X-Fにはクラウン部のハニカムストリングも搭載され、より高弾道かつねじれない弾道を実現。

画像: フェアウェイウッド「ツアーB X-F」(左)とウッド型ユーティリティ「ツアーB X-H」(右)

フェアウェイウッド「ツアーB X-F」(左)とウッド型ユーティリティ「ツアーB X-H」(右)

X-Fではソール下部後方に55グラム(3番の場合)の内部ウェートを配置し低重心設計にすることで、高弾道に加えて寛容性も兼ね備えている。ロフトは3番(15度)と5番(18度)の2種だ。

X-Hについてはクラウン後方に12グラムの内部ウェートを配置することで、高MOIかつ高深重心設計を実現。スピンコントロール性能と寛容性を向上させ、アイアンの感覚でピンを狙える一本に仕上がっているという。こちらは2番(18度)、3番(21度)、4番(24度)がラインナップされている。

ツアーBアイアンは形状別に3機種

アイアンはマッスルバックの「ツアーB 200MB」、キャビティタイプの「ツアーB 201CB」、ポケットキャビティの「ツアーB 202CBP」の3モデルをラインナップ。

画像: ツアーBアイアンは3種。左から「ツアーB 200MB」、「ツアーB 201CB」、「ツアーB 202CBP」

ツアーBアイアンは3種。左から「ツアーB 200MB」、「ツアーB 201CB」、「ツアーB 202CBP」

200MBは操作性の高いマッスルバック形状のアイアンで、抜けの良さを実現するためにソール幅とバウンスを部分ごとに最適化。さらに、全番手で振り感を統一するために、番手別に重心位置がデザインされているという。ロフト角は7番で33度。

キャビティタイプの201CBも番手別設計を採用。キャビティの深さやキャビティブレードの肉厚を番手ごとに変えることで、ロング番手では安定性・寛容性を高め、ショート番手では操作性が追求されているという。ロフト角は7番で31.5度。「201」というワードからも想起される通り、往年の名器「ツアーステージ TS-201」を思わせる精悍なアイアンで、人気が出そうだ。

そして202CBPでは、フェース外周部にスリットが入った「360°スリットポケットキャビティ構造」を採用することで、スイートエリアを拡大し飛距離性能と寛容性をアップ。バックフェースの白い部位「パワースタビライザー」によってトウ側の剛性を高められているという。

さらにフェース裏側のソール側からヒールにかけて2本のL字状の溝を配置することで、フェースがもっともたわむポイントを理想的な位置に近づけ、反発性能も向上させている。ロフト角は7番で30度。

ウェッジはティアドロップ型のBRMと丸型グース形状のBRM HF

ウェッジは「ツアーB BRM」と「ツアーB BRM HF」の2モデルがラインナップ。ロフト角のバリエーションは48~58度と共通していて、BRMが様々なアプローチショットに対応しやすいティアドロップ型、BRM HFがスクェアに構えやすいグースネック形状と棲み分けがされている。

画像: ウェッジは「ツアーB BRM」(左)、「ツアーB BRM HF」(右)の2種がラインナップ

ウェッジは「ツアーB BRM」(左)、「ツアーB BRM HF」(右)の2種がラインナップ

BRM、BRM HFのいずれもロフト別に4種のソールデザインが採用されていて、48度から58度まで2度刻みでラインナップ。フェースの溝と溝の間に6本のミーリングを施してスピン性能を向上させる「バイティングレールミルド」も共通して搭載されている。

しかし、それぞれネック形状以外にも異なる点がある。BRMでは、バックフェースの肉厚をロフト別に設計。立っている番手ではアイアンとの振り感のイメージを近く、寝ている番手では打点のズレへの寛容性を高める設計にするなど、工夫がなされている。

一方のBRM HFでは軟鉄のヘッド本体にチタンとセラミックの素材を複合させた「ハイブリッド3ピース構造」によって、よりミスへの寛容性が高まり安定したアプローチが打てる仕様となっている。

さて、ここまでドライバーからウェッジまで一挙にお届けしてきたが、いずれも発売日は9月18日(ツアーB XドライバーのアッタスDAAAS6特注専用モデルのみ10月発売予定)となっている。

※2020年8月21日17時30分 内容を一部修正いたしました

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