今季プロデビューした安田祐香と西郷真央の2人が23日、北海道の真駒内カントリークラブで9ホールのマッチプレーで対決。注目ルーキー2人に、一足先にプロ初優勝を挙げた同期の笹生優花について話を聞いた。
安田、西郷の“同期”二人が北海道でマッチプレー。勝ったのは!?
真駒内カントリークラブで開催された安田祐香と西郷真央のエキシビジョンマッチ。結果は2ホール残して3アップ(3&2)で1学年上の安田が先輩の意地を見せ、勝利を収めた。
互いの健闘を称えあった2選手がホールアウト後の記者会見で揃って口にしたのは同期であり、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」一足先にプロ初優勝を挙げている笹生優花についてだ。
一学年上の安田祐香は「早く優勝していて凄いなと思いますし、自分も頑張ろうと思います」といい、自分にとっても大きな刺激になっているとこう語った。
「女子じゃないスウィングで、(本人が)マキロイが好きといっていたので、スウィングが似ているなと思う部分がありました。見惚れるプレーをするので、私もそういうプレーをしたいと思います」(安田)
また西郷はジャンボ尾崎ジュニアアカデミーの一期生で、笹生とは尾崎将司の自宅練習場、通称「ジャンボ邸」でときに並んで練習することもあるという仲。同世代でもある西郷からみて、笹生はどう見えているのか。
「試合で一緒に回ったことはまだなくて、プレー自体は詳しくわからないですけど、ただ凄く飛距離が出るということは知っていて、ショットも凄く上手ですし、男子プロのようなかっこいいプレーをする選手。ライバルというよりお互い高め合っていけるような関係性でいれたらと思います」(西郷)
プロデビュー2戦目にて初優勝を挙げた笹生優花に刺激を受け、そしてもちろん先輩ツアープロたちからも多くを学び、試合を通じて成長していく19歳の安田と18歳の西郷。若手選手たちが続々と活躍する女子ツアーに改めて注目だ!