海外メジャー「マスターズ」でローアマに輝いたアンディ・オグルトゥリー。そんなオグルトゥリーが、前半2日間を同組でプレーしたタイガー・ウッズとのエピソードを語った。

海外メジャー「マスターズ」はダスティン・ジョンソンの優勝で終わったが、この大会でもう一人トロフィーを手にした選手がいる。総勢6名参戦したアマチュアの中で通算2アンダー34位タイで回り、見事ローアマに輝いたアンディ・オグルトゥリーだ。

2019年の「全米アマチュアゴルフ選手権」優勝によってオーガスタへの切符をつかんだ22歳のオグルトゥリーは、今大会が初のマスターズ挑戦。さらには、前半2日間はタイガー・ウッズと同組でプレーすることが決まっていた。

画像: マスターズ初日、2日目を同組で回ったタイガー・ウッズ(右)とアンディ・オグルトゥリー(左)(写真はGetty Images)

マスターズ初日、2日目を同組で回ったタイガー・ウッズ(右)とアンディ・オグルトゥリー(左)(写真はGetty Images)

オグルトゥリー自身、テレビ越しにタイガーの試合を見てきたファンの一人。オーガスタでタイガーとプレーすることに対する緊張は当然あったはずだが、それを取り払ったのはなんと当のタイガー自身だったと、最終日のホールアウト後のインタビューで語っていた。

「私がティーオフする前に彼がやってきて、私を抱擁してこう言ったんだ。『よし、やろう』って。それは決して忘れられないことの一つだと思う。最初のホールはかなり緊張していた。彼に何を言っていいかわからなかったんだ。でも彼は笑顔で笑いかけたりしてくれて、それだけで落ち着けたんだ」(オグルトゥリー)

そしてタイガー自身も、プロ入りが期待されるルーキーとのラウンドを楽しみにしてくれていたのだという。それにしても、こういった気遣いをさらっとこなす辺り、さすがは場数を踏んだレジェンドと言ったところだろうか。

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