2020年も各メーカーからニューモデルが多数登場したが、その中でも「プロギア『RS5』のフェアウェイウッドの性能の高さには驚かされました」というのは、国内外の最新ゴルフクラブや練習器具など様々なゴルフギアに精通するプロゴルファー、ノリーこと堀口宜篤。いったいどんな点が優れているのか、詳しく話を聞いてみよう。

3番ウッドで270ヤード。ドライバー並みに飛ぶのにやさしい

2020年も国産ブランド、海外ブランドから多くのクラブが発売されましたね。一昔前は日本のドライバーのほうが飛ぶイメージが強かったんですが、現在は外ブラにやや押され気味。ツアーの結果を見ていても、ピン、テーラーメイド、キャロウェイあたりは勝っているな、という印象です。

フェアウェイウッド(以下FW)に関しても同様で、SIMやマーベリックをはじめ「外ブラのFWも飛ぶ」という認識がありましたし、僕自身2020年前半は「絶対にSIMより飛ぶFWはない。それくらいヤバイ性能のモデルが出た」と感じ購入。今もバッグに入れています。

だからこそ、その飛距離を超えるプロギア「RS5 FW」が出てきたときは本当に驚かされました。試打で打つ機会があったのですが、何せ3番ウッド(ロフト15度)で270ヤード飛びましたからね。

画像: プロギア「RS5 FW」

プロギア「RS5 FW」

比較のためお伝えしておくと、僕のドライバーの平均飛距離は平均275ヤード。FWのほうが短くて振り切れる、という点はあるにせよ、ビックリですよね。

飛距離性能も高いのですが、とにかくヘッドの形状が良くできていて、まず構えた際のフェースのラインがストレートでアドレスしやすいです。

画像: 飛距離性能に加え、構えた見た目からやさしさも感じると堀口

飛距離性能に加え、構えた見た目からやさしさも感じると堀口

ゴルファーによってアップライト気味だったりフラット気味に構えたりと、細かい違いが出てくると思うのですが、RS5はどう構えてもヘッド自体の印象はあまり変わらず、起き上がっているようにも見えないんですよね。

形状はシャローなG425MAXとディープなSIMの中間くらい。クラウン部のラウンドの具合も絶妙で、とにかく構えたときの「このFW、球が上がるのかな?」みたいなプレッシャーは感じません。

画像: シャロー過ぎずディープ過ぎず、ちょうどG425MAXとSIMの中間的な形状をしているという

シャロー過ぎずディープ過ぎず、ちょうどG425MAXとSIMの中間的な形状をしているという

僕が普段使いしているSIMとRS5で比較してみると、SIMのほうがディープなぶん強い球が打ちやすいですが、飛距離に加えてやさしさも感じられるぶんアマチュアの方にオススメするならRS5かなと。

実際、自分のお店で取り扱っていないのに、お客様にオススメのFWを聞かれると「プロギアのRS5を試してみてください。一回どこかで試打してきて!」って言っちゃうくらいですからね(笑)。商売する気あるのか、という感じですが。

正直なところ、FW自体が多くのアマチュアの方にとって難しさを感じるクラブではあると思いますが、例えば5番ウッドを1本入れるとするならRS5が最新モデルの中ではトップクラスだと感じます。

ベタ褒めし過ぎな感もありますが、国産ブランドが外ブラのFWをやさしさ・飛距離の両面で凌駕した衝撃が、それだけ大きかったんですよね。ぜひ一度試打してみてほしいです。

個人的にはRS5 FWの形状のままサイズアップした、FWよりもプラス10~20ヤードくらい飛ぶドライバーがあれば良いのにな、と思います。そんなドライバー、できませんかね?

This article is a sponsored article by
''.