力を込めて振るほど飛ばなくなるのがドライバー。そんな「力みスウィング」になりがちなゴルファーにとっておきの練習法を、USLPGAティーチング会員の資格を持つ美女プロ・小澤美奈瀬が教えてくれた。

ティショットで少しでも遠くに飛ばしたい。ゴルファーなら誰もがそう考えるものだが、「ドライバーで飛ばそうとすればするほど腕に力が入ってしまい、ミスの原因となっているアマチュアの方は多いです」と、美女プロ・小澤美奈瀬は言う。

「腕に力が入ると、腕だけでクラブを振ってしまいがちです。その結果、アウトサイドから入ってきてスライスになってしまったり、下半身が使えず回転不足の手打ちになってインパクトでフェースがかぶってしまい左から左に飛ぶミスになったりします」(小澤、以下同)

画像: 腕に力が入り過ぎると、アウトサイドからクラブが下りてスライスが起こりやすい

腕に力が入り過ぎると、アウトサイドからクラブが下りてスライスが起こりやすい

そんなアマチュアにオススメの練習法が、「Aフレックスシャフトのドライバーで球を打つことなんです」と小澤。

S、SR、Rといったフレックス表記に馴染みのあるゴルファーが多いかと思うが、Aフレックスは推奨ヘッドスピード32~36m/s目安の、主にレディス用のクラブに使われることが多い軟らかいシャフトのこと。

画像: 推奨ヘッドスピード32~36m/sとレディス用クラブに使われることが多いAフレックスシャフト

推奨ヘッドスピード32~36m/sとレディス用クラブに使われることが多いAフレックスシャフト

この軟らかいシャフトを装着したドライバーを男性が振ることで、力任せのスウィングから、クラブ任せのスウィングに変えることができるという。

「Aフレックスのような軟らかいシャフトのクラブを自分の腕力で力任せて振ってしまうと、インパクトでヘッドが綺麗に戻ってきません。軟らかいシャフトのドライバーの場合は、バックスウィングを上げ、ダウンスウィングは自分の身体が主体になって先行し、回転してくることによってクラブにしなりが生まれ、先行した体の動きを止めることでインパクトでヘッドが戻ってくるわけです。腕の力に頼っている方が軟らかいクラブを打つことは、クラブのしなりを活かし、インパクトでヘッドを走らせるタイミングや体の使い方を覚えるのに、とても良い練習法になると思いますよ」

画像: あえて軟らかいシャフトで練習することで、クラブのしなりを活かしたスウィングが身に付くと小澤

あえて軟らかいシャフトで練習することで、クラブのしなりを活かしたスウィングが身に付くと小澤

飛ばしたいからと腕力に任せて振ってしまうと、球が低くてキャリーが出ない球になってしまい飛距離も出ない。だが、クラブに任せた打ち方ならば打ち出しも高くてキャリーが出る球が打てるので、飛距離アップは間違いなし。

中古ショップなどで手ごろなAフレックスのシャフトやAフレックスのシャフトがささったクラブを手に入れて、練習してみては?

This article is a sponsored article by
''.