スコアメークするうえで大事なクラブは? そう問われたら、誰でもパター、ウェッジ、ドライバーと答えるのではないでしょうか。順番はともかく、そこがトップ3だと私も思います。では、“4番目”は?
人によって答えは変わると思いますが、私の場合は、「確率が高く、飛距離を稼げるクラブ」です。
パー5の2打目、ティショットをチョロしてしまったあと、長いパー4のセカンド、そしてもちろん距離のあるパー3。200ヤード超の距離を打たなければならない状況は18ホールのなかに数多くあります。
これは、非常にミスが起こりやすい状況でもあります。ティショットならともかく、セカンド以降は傾斜もありますからね。というわけで、毎回ナイスショットは不可能。ある程度当たってくれて、大きなミスにならず、そこそこ飛んでくれる。そんなクラブが必要不可欠になります。
3番ウッド……でもいいのですが、ちょっとハードルが高いですから、確率の高い5番ウッドのほうがいいかもしれません。もちろん、7番ウッドとか、20度前後のユーティリティがいいということもあるでしょう。こういった登場頻度の高いクラブがうまく打てるとスコアメークはグッとラクになります。
私の場合は、19度のユーティリティがその役割。ちなみに、シングル入りする前はスチールシャフトを装着した7番ウッドが“4番目のクラブ”の役割でした。飛ばないけど、とにかく曲がらないクラブでした。
ドライバーやパター、ウェッジにはこだわっても、“4番目のクラブ”にこだわる人は意外と少ない。しかし、スコアメークの上では極めて重要です。なので、わざわざフィッティングを受けにいったり、シャフトを交換して磨き上げるのはひとつの手。グリップ交換してあげるだけでもいいかもしれません。
“4番目のクラブ”には、それだけの手間とお金を価値はあると思いますよ!