1997年生まれ、神奈川県出身の林菜乃子(はやし・なのこ)。プロテスト合格は2018年。2020年のアースモンダミンカップでの10位が光る。年々力をつけている期待のプレーヤーのひとり。そんな彼女の選ぶ14本のクラブとは?

契約フリーから本間ゴルフとクラブ契約!

2021年から本間ゴルフとクラブ契約を結び、心機一転で新シーズンを迎える林菜乃子。クラブへのこだわりは強く、契約先の本間ゴルフの工場がある山形県へ出向き、入念にフィッティングを行ったとのこと。

「いままで使っていたクラブのデータをもとに合わせてもらって、かなりいい感じになったと思います。私のクラブの中心は7番アイアンから7番ウッドまで。セカンドショットでこれくらいの番手を持つことが試合の中で多いので、とくに重視しています。大事にしているのはきっちり10ヤードピッチに合わせていること。大事な距離だからこそ、できるだけ力を使って距離を合わせたくない。クラブのロフトのピッチを調整して距離を打ち分けたいという考え方です」

新規契約になるとクラブを合わせ切れずにシーズンインするケースがよく見受けられるが、林はその心配はなさそうだ。

「ドライバーもかなりいい感じなんです。何度打ってもイメージどおりの弾道なので、練習して調整する心配がなかったです。意外とすんなり移行できたことに驚いています。アイアンも思ったより球が上がってくれて、やさしさを感じます。試合が楽しみです」

画像: つかまるのに引っかからない! 安心して振り切れるドライバー「ホンマTW GS(10.5度)」

つかまるのに引っかからない! 安心して振り切れるドライバー「ホンマTW GS(10.5度)」

本人が最も待ち望んでいるツアー初優勝に向けて、今シーズンは目が話せない存在になりそうだ。

週刊ゴルフダイジェスト3/2号「pro's spec」より。撮影/有原裕晶

画像: 契約フリーから本間ゴルフとクラブ契約!

【林菜乃子のセッティング】
1W:ホンマTW GS(10.5度、スピーダー569 エボリューション3、硬さ:SR)
3W・5W・7W:ホンマ TR21 FW(15度・18度・21度、スピーダー569 エボリューション4、硬さ:SR)
UT4:ホンマ TR21 UT(24度、MCF 70-S、硬さ:S)
UT5:オノフ(27度、MCF 70-S、硬さ:S)
6I~10I:ホンマ TR20P(NS850GH、硬さ:R)
AW・SW:ホンマ TW747 TW-W4(52度・58度、NS850GH、硬さ:R)
PUTTER:オデッセイ 2ボール
※ドライバーのシャフトは調整中

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