1997年生まれ、東京都出身の永井花奈(ながい・かな)。ツアー1勝。2017年以来の優勝が期待される。2021年の今年は、2戦目の明治安田生命レディスで2位に入り好スタートを切っている。そんな彼女の選ぶ14本のクラブとは?

「ヘッドの見た目はフェースが少し左に向いているくらいが好み」

構えたときにいい顔だと感じでも結果が出なければ、それは自分に合っていないクラブということになる。永井花奈は何よりもそこを重視してクラブを選んでいる。

「自分が思い描いている弾道と同じ球が出てくれるかどうかが、私にとってクラブ選びで最も大事にしている部分です。そういう意味で今回のドライバーは打ってみてすごくよかった。飛距離も5ヤードぐらいは伸びているし、何よりも球の高さが安定して出てくれるので、構えたときに狙い所を明確にイメージできるんです。ヘッドの見た目ですが、私はドローヒッターなので、フェースが少し左に向いているくらいが好み。その点もしっくりきています」

画像: 頭の中で描く理想の弾道を楽に打つことができる! ドライバー「ヤマハ RMX プロトタイプ」(9.5度)

頭の中で描く理想の弾道を楽に打つことができる! ドライバー「ヤマハ RMX プロトタイプ」(9.5度)

また永井のスコアメイクの要となるアイアンにも独自のこだわりがある。

「7番と8番はポケットキャビティにして、9番とPWはセミキャビティでタイプを分けています。前者は球が上がりやすく飛距離もで出るやさしめのモデルで、後者は狙っていける操作性の高いものを選んでいます」

14本すべてのクラブにそれぞれ思い描いている理想の弾道があり、そのとおりの球がいかに打ちやすいかをとにかく重視している。この独自のこだわりが彼女の強さの源になっているのだ。

週刊ゴルフダイジェスト5/4号「pro's spec」より。撮影/姉崎正

画像: 「ヘッドの見た目はフェースが少し左に向いているくらいが好み」

【永井花奈のセッティング】
1W:ヤマハ RMX プロトタイプ(9.5度、AUGA 4、硬さ:S)
3W:ヤマハ RMX プロトタイプ(15度、ツアーAD TP-5、硬さ:R1)
5W・7W:オノフ RED(ツアー AD TP-5、硬さ:R1)
UT5・UT6:タイトリスト H1(ツアー AD TP-5、硬さ:R)
7I・8I:ヤマハ RMX プロトタイプ(スチールファイバー i80、硬さ:R)
9I・PW:ヤマハ RMX プロトタイプ(N.S PRO 850GH、硬さ:R)
AW・SW:ヤマハ プロトタイプ(48度・52度・58度、N.S PRO 850GH、硬さ:R)
PUTTER:テーラーメイド トラス TB2

画像: 飛んで曲がらないスウィングの秘密がわかる!ジャスティン・トーマスのスウィングをじっくり観察して自分のスウィングに取り入れよう youtu.be

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