家でできるパター練習法
キャディバックの中には14本までクラブを入れることができますが、1番使うことの多いクラブはパターです。そんなパターの上達がスコアアップをするためのカギとなっています。
街の練習場には練習ができるグリーンが少ないですが、家でもパター練習をすることはできます。さっそく、パター上達するための練習法をお伝えしていきますね!
パターはロフトが3度から4度ほどの転がすためのクラブです。イラストにある線の入った鏡をつかって、真っすぐ打つ練習をしましょう!
練習の準備は簡単! 線の入った鏡を地面に置き、その上にボールをセット。そのうえで、チェックは3つです。
【チェック1】ボールの位置は左目の真下にくるようにセットします。
【チェック2】右目は線の真上にくるようにします。
【チェック3】フェース面をミラーの端っこに置きます。
ターゲットに対してフェース面が直角になっているかチェックしてからボールに構えるようにして下さい。そして最後にもう一度、【チェック1】で行った左目の真下にボールがあるかを確認してください(もし、手持ちに鏡がなければ左目からボールを落とした所にボールを置いて下さい)。
この準備ができたら、アドレスの完成です!
フェース面がブレないストロークのコツ
次はいよいよストロークに入ります。ストロークでは頭をズラさないことが大切になります。頭をズラさないために、打ち終わるまでは同じところを見るようにしましょう。
プロは頭を残して目線だけを動かしてボールを見ることができます。しかし、多くの人はボールを見ようとして頭が右に残ったり、逆にヘッドと一緒に左へ動いてしまいます。そうすると、せっかく正しい構えをしても軌道とフェース面がズレてしまい、ミスヒットにつながり、カップインの確率が下がってしまいます。
また、ストローク中は「左手の甲の角度は絶対に変えない」ように心掛けましょう! インパクトで左の手首が折れてしまうとパターがグラグラしてしまい、フェース面がズレてしまい、やっぱりミスヒットにつながってしまいます。
芯に当たらないと、ショットでもパットでも大切な「ボールストライカー(芯でボールをとらえる)になる」という目標から外れてしまいます。だからこそ、「頭をズラさない」「左手の甲の角度は絶対に変えない」この2点を意識して練習してみることをオススメします!
フック、スライスを見極める傾斜読みのコツ
さて、次はグリーン上の傾斜の読み方についてです。グリーンには右に曲がるスライスラインや左に曲がるフックラインがあります。これはグリーンの傾斜によって左右のどちらかに曲がるのが普通で、それを見極めるにはグリーンの高いところと低いところを見つけることが傾斜を読む上でとても大切です。
水は高いところから低いところに流れます。グリーン上では水の流れるイメージを持つようにしてみて下さい。その流れに沿ってボールは転がります!
実際に傾斜のあるところでボールを転がして曲がり方を見て下さい。イメージすることはとても大切です。
傾斜の読みができたら傾斜の度合いによってスライスラインならカップの左を向きましょう。フックラインならカップの右を向いて構えましょう。グリーン上では、ターゲットを決めてボールを真っすぐ打つための決め打ちが大切です!
ピッタリ合わせる距離感のコツ
最後にグリーン上での距離感です。
ストローク中インパクトで減速をしたり、打ち急いだりすると、手首が動いてしまいやっぱりミスヒットにつながります。こうなるとインパクトロフト(インパクト時のロフト角のこと)が変わってしまい、距離が合わなくなってしまいます。距離感をイメージして素振りをしてバックスウィングの大きさを必ず決めて下さい。左右対称のフィニッシュの位置を決めることを心がけましょう。
いかがだったでしょうか。まずは真っすぐ構えるアドレスが一番大事。その上で、グリーン上の傾斜をつねにイメージできるようにしましょう!そして、傾斜がわかったら、最後は「決め打ち」することが大切。距離感をつくるうえでは、ボールの転がるスピードや、リズムを意識するといいと思います。
【まとめ】
真っ直ぐ転がす練習をして、グリーン上のスコアアップを目指しましょう!