3タイプのうち稲見萌寧はB1をテスト中
ブリヂストンのニューモデルと思しきドライバーがドライバー公認リストに掲載されたことを既に報じたが、ツアーの現場にも投入がはじまっている。
ニチレイレディスの会場でブリヂストンのツアーバスを取材すると、選手に渡すニュードライバーの組み立て現場に遭遇。発表前なので詳細はノーコメントを条件に撮影を許されたそれは、「B-Limited B1」、「B1」、「B2」の3タイプ。
![画像: ブリヂストンゴルフの新モデルは3つのモデルがラインナップ(左からB2、B1、B-Limited B1)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2021/06/17/0f1fffdbb021368a13333e494bcb464cea55e2d4_xlarge.jpg)
ブリヂストンゴルフの新モデルは3つのモデルがラインナップ(左からB2、B1、B-Limited B1)
3モデルに共通しているのは、ネック調整機能とサスペンションコアと呼ばれるフェース面の反発をコントロールする構造。B1とB-Limited B1は可変ウェートも装着されている。
B-Limited B1は可変ウェート+ディープフェース
まずは「B-Limited B1」を見てみると、ソール後方に移動式のウェートが設置されていて、重心位置を動かせるようになっている。見た感じではコントロール性が高そうで、3モデルのなかで一番締まって見えるモデルだ。
![画像: 「B-Limited B1」は可変ウェートにディープフェース3モデルの中で最も締まったイメージ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2021/06/17/5ec2f563f95f900cff5c348390c69462af5cb5d6_xlarge.jpg)
「B-Limited B1」は可変ウェートにディープフェース3モデルの中で最も締まったイメージ
B1は可変ウェート+シャロ―フェース
「B1」はソール後方に「B-Limited B1」と同じく可変ウェートを備えながらもフェースの厚さはややシャロー。投影面積も「B-Limited B1」よりも少し大きく見えることから、「B-Limited B1」よりも慣性モーメントが大きく重心も深いモデルになっているようだ。
このドライバーに関しては、ブリヂストンとボール契約を交わし、クラブ契約はフリーの稲見萌寧がテストしているという。公式会見では「顔もよくて、打感、飛びもいい。あんまり曲がらなそうな感じを受けました」とコメントしていた。
![画像: 「B1」は可変ウェートにシャロ―フェース。投影面積はB-Limited B1よりも大きめ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2021/06/17/9f63fd440fea003ba2980af01e2af28d76a8e79c_xlarge.jpg)
「B1」は可変ウェートにシャロ―フェース。投影面積はB-Limited B1よりも大きめ
「B2」は可変ウェートなし
「B2」は可変ウェートがなく、固定式のウェートがややヒール寄りに設置されていることから、おそらく重心アングルの大きいドローバイアス仕様と思われる。一番つかまりがいいモデルに仕上がっているのではないだろうか。印象としては、ツアーB JGRに近い性能を予感させる見た目だ。
![画像: 「B2」ヒール寄りに固定式のウェートが設置され重心アングルの大きいドローバイアスを予感させる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2021/06/17/b37205972d7bdc631670d0a9e1b1e14894a0518e_xlarge.jpg)
「B2」ヒール寄りに固定式のウェートが設置され重心アングルの大きいドローバイアスを予感させる
ブリヂストン契約選手では渡邉彩香がすでに「B-Limited B1」を実戦投入している模様。3つのモデルはそれぞれどんな特徴があるのか、これからも注目しておきたい。
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