今日はリズム良くラウンドできているな〜と感じる日ってありますよね。そういう日は、大概スコアも良いものですから、願わくばつねにいいリズムでラウンドしたいものです。
ではみなさんは、どういうときにいいリズムでラウンドできていると感じると思いますか？ 実は、すごく小さなことの積み重ねて、プレーのリズムは良くもなるし悪くもなるんです。
たとえばカートの乗る位置。リズムの悪い日は、毎回乗る位置がバラバラだったりします。それが、なんとなく暗黙の了解で「自分はこの位置」というのが決まっていると、それだけでリズム良くプレーできるものです。
カートの乗る位置を同じにするだけでもリズム良くプレーできる（撮影／小林司）
そして、それが動線まで考えられているとさらにリズムが良くなります。たとえば二人乗りカートで自分がつねに運転するとしたら、カートは左ハンドルですから、バッグは左側に積んであったほうがはるかにスムーズですよね。私は、もしこのようなケースで自分のバッグが右側に積まれていたら、必ず一度降ろして積みなおします。
カート絡みでいえば、電動カートのリモコンを「必ず僕に持たせてください」というプレーヤーと出会ったこともあります。自分でカートをコントロールすることでプレーのリズムをつくっているんだそうで、他人がカートを動かしているとリズムが合わずにプレーに悪影響があるというのです。いろんな人がいるものだ、と感心しましたが、気持ちはわからないでもありません。
ホールアウトしたらバッグを持ったままカートに乗る、みたいなこともそうですが、これらのちょっとした工夫はプレーのペースを早めることにもつながりますし、組全体のプレーのリズムが良くなり、1日の流れを良くする効果もあります。これ、本当にあなどれません。
細かすぎるノウハウですが、ぜひ、実践してみてください！
