フィル・ミケルソンといえば、体格に対して短く見えるL字パターがトレードマーク。なのだが、どうやら現在テスト中のパターは、中尺のアームロック用パターのようだ。その詳細は?

今年メジャー・全米プロで史上最年長優勝を果たし、51歳にしていまだ世界トップの実力を持っていることを証明したフィル・ミケルソン。そんな彼が先週テストしていたのは、なんと「中尺」のアームロックパターだ。

画像: 先週開催のPGAツアー「WGCフェデックスセントジュード招待」でアームロックパターを実戦投入したフィル・ミケルソン(写真/Getty Images)

先週開催のPGAツアー「WGCフェデックスセントジュード招待」でアームロックパターを実戦投入したフィル・ミケルソン(写真/Getty Images)

米国キャロウェイのオウンドメディアの記事によれば、そのスペックはロフト角6.5度、ライ角72度で、長さは40.75インチ。一般的なパターのロフトは3〜4度なのでロフトが大きく感じるが、ハンドファーストの度合いが強まるアームロック式では一般的なロフト設定。それを、ライ角72度とアップライトにして使っているようだ。

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ヘッドにも工夫が見られる。ミケルソン専用のワンオフのプロトタイプのようだが、トウ側とヒール側にタングステンウェートが配され、重心をフェースセンターに持ってきているのだという。

先週のWGCフェデックス セントジュード招待の練習ラウンドでその“新兵器“をテストしたミケルソンは初日のプレーにそのパターと思しきアームロック式の中尺パターを投入したものの、その後元のパターに戻してしまったようだ。まだ実戦投入は時期尚早だったのかもしれない。

一時期PGAツアーのプロたちが続々と投入して結果を出し(練習では松山英樹も試していたことがある)、市場にも商品が複数投入された中尺パター。ミケルソンの“使用“でまた注目を集めることになるかもしれない。

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