先週開催されたPGAツアー「ウィンダム選手権」をもって2020-21シーズンのレギュラーシーズンが終了。フェデックスカップランク上位の選手のみが出場できるプレーオフシリーズが開幕となる。では日本の松山英樹は現在フェデックスカップ何位? プレーオフシリーズの仕組みも含めてまとめた。

DJ、ケプカ、マキロイよりも上の順位でフィニッシュ

先週末でPGAツアーレギュラーシーズンが終了し、今週末からはPGAツアープレーオフシリーズが開幕となる。

プレーオフシリーズは「ザ・ノーザントラスト」「BMW選手権」「ツアー選手権」の全3戦。初戦のザ・ノーザントラストは、レギュラーシーズン終了時点でフェデックスカップランク125位以内の選手のみに出場資格が与えられている。

以降、BMW選手権ではフェデックスカップランクトップ70、プレーオフ最終戦ツアー選手権はトップ30の選手のみが出場資格を得て、シーズン年間王者の座をかけて争うことになる。

また、最終戦であるツアー選手権では試合直前のフェデックスカップランクに応じて、1位は10アンダー、2位8アンダー、3位7アンダー……といった具合に順位が高いほど大きなボーナススコアを得た有利な状態で初日をスタートできる。つまり、年間王者の座を獲得するには、レギュラーシーズンで得たフェデックスカップランクに加えプレーオフシリーズ中のポイントの積み重ねも重要となるわけだ。

では現在フェデックスカップランクの状況はどのようになっているか。現在1位の座に就いているのは海外メジャー「全英オープン」を制したコリン・モリカワ。2位には今季復調を果たし「バレロテキサスオープン」での1勝を含めた8度のトップ10フィニッシュを成し遂げたジョーダン・スピースが続いた。

そして今季のマスターズを制した日本の松山英樹は現在14位につけている。これはブルックス・ケプカ(15位)、ダスティン・ジョンソン(17位)、ロリー・マキロイ(26位)らビッグネームを上回る好順位。現時点では最終戦にも出場可能な順位をキープしており、順当に勝ち進むことができれば8年連続での最終戦出場となる。

画像: PGAツアーレギュラーシーズンを終えた時点で、松山英樹はフェデックスカップランク14位をマーク(写真は2021年の全米オープン 撮影/Blue Sky Photos)

PGAツアーレギュラーシーズンを終えた時点で、松山英樹はフェデックスカップランク14位をマーク(写真は2021年の全米オープン 撮影/Blue Sky Photos)

2007年から始まったプレーオフシリーズだが最長連続出場記録は、ハンター・メイハンとマット・クーチャーの8年連続。今シーズンで松山の最終戦出場が叶えばこの記録に並び立つ。現在進行形で連続出場記録を更新しているのは松山のみだから、上手くことが進めば来シーズンにはツアー史上初の9年連続出場を達成するチャンスをただ一人得ることができるわけだ。

まだまだ気の早い話ではあるが、まずは松山が今シーズンの最終戦出場を果たせるのかにも注目だ。

画像: G710のロフト角を28→33度に!? 飛ばし屋タレント・ユージが自腹で買ったカスタムアイアンがすごい youtu.be

G710のロフト角を28→33度に!? 飛ばし屋タレント・ユージが自腹で買ったカスタムアイアンがすごい

youtu.be

This article is a sponsored article by
''.