コースに行くと、大きなミスをしていないはずなのに上がってみるとダボ、トリ、みたいなことがまま起こる。「それは、設計家のワナにハマってしまっているのかもしれませんね」と 関東在住匿名5下シングル氏は言う。設計家の意図を汲み取り、スコアを守る方法を考えた!

ゴルフは自然のなかで楽しめるスポーツと言われます。青空の下、野鳥の声を聴きながら、芝の上を歩く。スコア云々の前に、それがなにより気持ちいいですよね。

ただ、野暮を承知で言うならば、ゴルフ場は自然ではなく、設計家が工夫して人工的に作り上げた土地です(笑)。そこには設計家の意図があり、その意図を理解することが攻略の助けになるんです。

画像: つねに「逃げ道」を頭の片隅に置きながらプレーすることがスコアをまとめるコツだ

つねに「逃げ道」を頭の片隅に置きながらプレーすることがスコアをまとめるコツだ

たとえば、コース設計における考え方のひとつに「リスク&リワード」というものがあります。難しいショットに挑戦して、それに成功すればご褒美がもらえる、といった意味。ショートカット狙いに成功したり、刻まずバンカー横を狙って打った場合にベスポジが待っている、といった意味です。

技量のあるゴルファーに「さあ、打ってこい!」と囁きかけ、ときに歓喜を、ときに絶望を与える。このあたりは設計家の腕の見せ所だと思います。

一方で、良いコース設計家は必ず安全な逃げ道を用意してくれているものです。ティショットなら左サイドは危険だけど右サイドはオッケー、とか。グリーン周りにも、とりあえずここを狙っておけば大怪我はしないといった場所が、よく見るとあるものです。

アマチュアゴルファーが狙うべきは、この「逃げ道」です。もちろんリスクをとるショットをあえて打つべきときもあります(楽しいですしね)。しかし、多くの場合「外すならここ」という場所をあらかじめ念頭に置いてショットしたほうがスコアはまとまりやすい。

設計家の意図を正確に汲み取ることはもちろんできません。しかし、フェアウェイの右と左、グリーンなら手前か奥か、右か左か。「どこが安全か」は見るくせをつければ大体わかるようになります。

「ここなら安全」という場所をわかって上で打つのか、なにもわからずにとりあえずフェアウェイセンターやピンを狙って打つのかでは心の余裕がまったく変わってきますし、それはショットの成否にも影響を及ぼします。

「このホール、設計家はなにを考えてデザインしたのかな〜」そう考えるのもゴルフの楽しみのひとつ。次のゴルフでは、ぜひ設計家との対話を楽しんでみてください!

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