みなさんは年間どれくらいコースに出られていますか? スコアで100切りを目指すなら、やはりたくさんのラウンド数をこなしたいところです。
そんな100切りを目指す、多くのアマチュアゴルファーのみなさんの平均ラウンド数は月1回程度! なかなかコースに行けないぶん、練習場に向かってボールを打つための時間を確保するのも難しいのが現実です。
そんな練習不足になりがちな生活の中でも、月に1度のコースでプレーは楽しみで眠れないほど、ドキドキ・ワクワクしてしまいますよね! しかし、お楽しみのプレー当日ではいつの間にか不安のドキドキに変わってしまってい、ワクワクはどこへやら……なんてことが起こってしまいます。
とくにグリーン周りのアプローチで感じる不安の原因は、頭の位置がズレることにあるんです!
ストローク中に頭が右に傾くとダフリになる!
グリーン周りからの30ヤードくらいのバンカー越えのアプローチでは、ボールを上げたいですよね。
そんな状況下になると、多くのアマチュアゴルファーのみなさんはドライバーショットでボールを高く打ち出すときのように頭を右に傾けてしまうようです。
しかし、インパクトで頭が右に傾いてしまうと、クラブの軌道がアッパーブローになってしまうため、ボールを打つ前にクラブヘッドが地面に落ちてしまいます。こうなると、大ダフリのチョロか、もしくはダフったあとにクラブの歯からボールにあたってしまうトップの原因になってしまいます。
頭が左に突っ込んでしまうと、リーディングエッジが刺さる!
なんてことないやさしいアプローチの状況こそプレッシャーを感じてしまいますよね。こんな状況になると、早くボールの行方を追いかけたいものです。
しかし、インパクトで頭の位置が左に突っ込んでしまうと、クラブが上から入りすぎてしまいます。こうなると、リーディングエッジが刺さるザックリのミスやもしくはクラブの歯からボールにあたってしまうトップに繋がってしまいます。
頭の位置のズレは、左右どちらにせよ軸がブレてクラブの軌道や入射角が不安定になってしまうため、アプローチでミスが出るかどうかはイチかバチかの大勝負になってしまうのです。それらを防ぐためには、軸をキープしてスウィングすることが大切になってきます。
自宅でできる! 軸キープの練習をしよう
そんな軸をキープするためには、ご自宅にある大きめの枕やクッションなどを足の間に挟んで素振りをすることが効果的です。
振り幅の大きさは、時計の針でいうと8時から4時で試してみて下さい。足の間に大きめの枕やクッションなどを挟むことでスウィングの軸を支えてくれる体幹の筋肉が刺激されます!足の内側の筋肉の内転筋に力が入ると、関連するお腹周りのコルセット筋肉である体幹が締まるので、軸がブレずに正しい姿勢を保ったままスウィングする事ができるようになりますよ!
軸を安定させるためにはスウィングの最後まで内転筋と体幹の力を抜かずにショットすることが大切です! 小さいスウィングからトレーニングしていきましょう!
※2022年2月3日13時20分 イラストを一部差し換えいたしました。